YouTubeの漫画の仕事には、声優さんの仕事があって、女性の声優さんは男性の声も出せる『1人2役』なんて人も多い。

これが最近は『ボーカロイド』という音声ソフトが出回ってきた事で、移行している運営者も多いし、無料ソフトのボーカロイドまであるのだから、声優さんの仕事も減っている。

当初は電話の『音声ガイダンス』に毛が生えた様な、機械的な音声でしかなかったのだが、今はリアルになって、一回聞いたぐらいじゃ解らないぐらい、メチャクチャ流暢に普通に話す。実際にGoogleからアンケートとしてかかってきた電話が、本物の日本人女性だと思ってしばらく会話をしていて、途中でAIの音声だと気づいて驚いたという話もあるぐらいだし(向こうからかかってくる電話だからスゴイ:汗)、オレもヨメさんにサンプルを聞かされて、言われなければAIとは解らなかった(マジで流暢に話す普通の女性の声です:汗)。

これは仕事柄まだ接点が少ない人も、いずれコールセンターなどで導入されるはず(既に導入済みかも)なので、「AIだったの?」とドン引きするぐらいビックリすると思う(笑)。

美少女ゲームで「今なにしてるの?」と入力すると「ちょうどお風呂から出たとこだよ」等と瞬時に返事が返ってくる。

「オレのこと好き?」と聞けば「当たり前じゃん。何を言ってるの?」と返ってくるし、1秒も待たずに瞬時に返ってくるので、ヒトが文字を入力している訳ではない。

何万パターンものデータの中から、それを瞬時に判断して返しているのがAIなのだから驚きだし、本当にターミーネーターのレベルの話が現実に起きている様なものなのだ。

これとボーカロイドが組み合わされれば、実際に音声として即答が返ってくるのだから、コールセンターのオペレーターはいらないし、音声ガイダンスもスマートに改善されるはずなのである。

少し前までは、スクリーントーンというドット(丸い形状の点の集まり)のシールを何パターンも買って、漫画に切って貼っていたのが、漫画のソフトで一発で無料で入れられる様になった。

セル画を何十枚も描いて重ねてアニメを作っていたのがCGに変わり、写真だかアニメだか解らないほどの再現性が可能になっている。

加えてボーカロイドがもっと増えれば、誰だって低予算で漫画どころか、アニメまで作れる様になってしまう。

予算が無いなら、クラウドファンディングなんていう『寄付』を集うシステムまで生まれた。

クリエイターとして『何かを作る』表現者の垣根がどんどん低くなり、誰でも気軽にハイレベルなモノを低コストで作れる様になるし、実際になってきているのだ。

そんな便利なAIでも出来ない・作れないのが『シナリオ』で、『日本語の難しさ』と、『人の感情を動かすツボ』までは、完璧に把握仕切れないとオレは思っている。

ドラマ化されたり漫画化されたりする『作品の原点』でもあるシナリオだが、非常に奥が深く、参入が難しいのだ。

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アイデアと発想、それを支える感性を磨く事。

これからの時代、この業界で稼ぐ為に最も重要で、人と差をつける武器になるポイントだと、オレは読んでいる。

*メールの紹介*

『グリーンジャージ長野専務さん(?)』からメールをいただきました。
ありがとうございます(笑)。


こんばんわ
情報提供ご苦労様です!!
危機管理高いですねシゲさん(笑)
やっぱ漫画はこれから厳しいですか?
労力考えたたら漫画<脚本すかね
腕落ちないようにたまには
シゲさんの漫画描いて下さいよ(願!)
現段階じゃ厳しいかな~
早く新作みたいですよ
たまには軽く4コマとかね
来月独立記念キャンプ行きますね!
結構毎回シゲさん見つけてますよ~
ヨロシクちゃんです~

ありがとうございます(笑)。

危機管理高いですよ〜
自営業ですからね(笑)。

自動的に給料が振り込まれる訳じゃないですもん。
自分からガンガン仕事を取りに行かなきゃならないですし、それを毎日・毎週・毎月ですから、そりゃ先を見据えて先手先手で動きますって(笑)。

『そんなに働きたくない』『でもお金は欲しい』を両立する為には『何が必要か?』を考えて、時代を先読みして『必要最低限』の『最短コース』を探し続けてるイメージですかね(笑)。

漫画のリクエストはとても嬉しいですけど、昔は『10』必要だった労力が、今は『5』で作れる様になって、でも『4→3→2』と、どんどん便利になっていくはずなのです。

だから今『5』の労力でソコを頑張らなくても、他でウデを磨こうという感じですかね……
オレは漫画家を夢見てたタイプではないので、その根っこの部分も大きいですね。

アイデアはいくらでも浮かぶというか、それをカタチにはできるので、「どーすっかなぁ」というか、「たまには絵も描きたいな…」「でも色まで塗るのは面倒くさいな…」「白黒でいいんだよな…」なんて感じで、「じゃあ、『小説』を書いて、『挿絵』に自分の描いたイラストを何箇所か入れっか☆」みたいなモノです(笑)。

脚本家として色んなジャンルやお題でシナリオを書く様になって、更に世界が広がっていっているので、漫画一本の選択肢は無いですし、色んな分野で腕を磨いて、それがいずれ1つにくっつくと思っています(笑)。

ちなみに今までの大まかな流れを並べると……

↓自分で漫画を描く・シナリオを書く以外でのディレクターとしての経歴

・感動系漫画チャンネル
6人ほどの漫画家さんのラフ・色入れのチェック。シナリオ制作。運営者が希望するキャラクターのアイデア・デザイン、グッズの商品化など   ←運営者の本業が厳しくなって休止中

・スカッと系漫画チャンネル
10人ほどの漫画家さんのラフ・色入れのチェック。運営グループ内での打ち合わせ。育てた漫画家さんたちが辞めない為のケア(漫画を描く際に意識すべきコツやワンポイントレッスンなどのディスカッション)   ←マネージャーの担当女性が超・イヤな奴で辞める(笑)

・芸能人の実画チャンネル(公認切り抜き動画)
漫画と実画の融合として、フキダシ・セリフ・イラストの提案と、パーツごとの挿入、運営者・動画編集者との打ち合わせなど   ←定期的に継続中

・朗読系感動チャンネル
10人ほどのライターさんの添削・リライト。ストックが減ってきたら自分でプロットやシナリオの制作。育てたライターさんたちが辞めない為のケア(シナリオが上達する秘訣やワンポイントレッスンなどのディスカッション)   ←あまりに激務で自分が書いた方が儲かると思って辞める(笑)

・感動系ビヨンドチャンネル
シナリオの執筆、SEOタイトルの選別、運営者と新プロジェクトの企画・立案、漫画家さんへの指示、サムネイルのチェックなど   ←評価されて別のチャンネルに移行

・朗読系感動チャンネル
シナリオの執筆、SEOタイトルの選別、サムネイルの作成、フリー素材の動画から低コストでの漫画動画に変更、漫画家の指示・チェックなど   ←運営者の経営が厳しくなって辞める(汗)

・暴走族漫画の考察系チャンネル
サムネイルやシナリオ、使う画像の作成と、運営者と企画の打ち合わせ     ←今ココです(笑)

他にもチョコチョコと関わってる仕事はありますけど、大きい仕事ではこんな感じですかね…多分自分で書いて(描いて)ただけでは厳しいと思います、きっと(収入に限界がある)。

なんせ『あんまり働きたくない(でもお金は欲しい)』ですので(笑)。

この歳になって、のらりくらりと世の中を上手く渡って行こうと『真剣』に考えているのです(こんな事をしながら、毎日のブログを書いて、バイクに乗ったり呑みに行ったりしてる訳ですね:笑)。

そんな事ができるのか? を模索中ですけど、気づけば「(結構できてるじゃん…)」みたいな感じ。道はどんどん開けてるので、まだまだこれからも適度に頑張ろうと思います。

『グリーンジャージ長野専務さん(?)』や皆さんと同じで、オレも頑張ってますよ(笑)。

これからも応援よろしくお願いします。
ありがとうございました!

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