呑み屋まで行く途中にあった、小さい貴金属店が閉店してしまった。

呑みに行く途中で店の前を通る度に、中でオジさんがいつも1人で座っていて、「(こんな所でお店を出して、お客さんなんか来るのかな…)」と不思議に思っていたのだが、やっぱり厳しかった様だ。

閉店したお店の貼り紙を見たヨメさんから「今度はお花屋さんができるんだって」と聞いて、「花屋? ? ?」と驚いた。

昨日飲食業界について触れてみたが、花だって『生花』、生モノである。
売れなければ腐って枯れてしまうし、そんなに日持ちするものではない。

利益を出す為には在庫を残さず&切らさず、さばき続けなければならないのだ。

もちろん花屋なんてやった事はないが、ど素人のオレにだって解る(汗)。

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オレがよく行く爺ちゃんたちの墓参りがあるお寺には、実は目の前にお花屋さんが建っている。
相当昔からある家族経営っぽい小さなお店だが、ここは潰れる事はなさそうなぐらい、普段から繁盛している。

言うまでもなく『お墓参りに来た人が買っていく』事が理由で、条件が重なった『立地』なのだ。

場所次第でこんなに売り上げが左右する様な業種は無いかも知れないぐらい、どこでお店を開くかによって大きく違ってくるし、オレたちが見た場所は住宅街の中なので、そんなに生花に需要がある環境とは思えない(汗)。

お花屋さんを開く側にしたって、開店資金もかけているのだろうし、そんな浅はかな計画ではないのだろうが、部外者ながらに大変だろうと思ってしまう……

『たくさんのお花に囲まれた生活』
聞こえは良いが、現実は厳しい。

オレには到底できそうにない(汗)。

ヨメさんと呑みながら、そんな事を話すのだった(汗)。

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