ヨメさんと散歩がてらに近所のラーメン屋さんに呑みに行った。

全然関係ないですが、ヨメさんが髪の毛を切りました(笑)。

いつもオレたちは食べるだけではなく酒を呑むので、混雑するお昼の時間帯は避けて行く様にしているのだが、14時過ぎにも関わらず、この日はとても混雑していた。

おかしいなと思ったら、餃子が¥100の日だという事で、店内に来るお客さん、持ち帰りで持って帰るお客さんで、ひっきりなしの状態だったのだ。

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『餃子半額デー』としきりに宣伝していて、餃子が普段¥200という事にも驚いたのだが、お持ち帰りのお客さんも餃子だけを4パック、10パックまで買う人までいて、4〜5人居るホールと厨房の店員さんは、お昼どきが過ぎたというのに休憩どころではない大忙しである(汗)。

お店の方も宣伝目的で忙しくなる事も承知の上なのだろうが、餃子が普段¥200の時点で儲けなんて殆どないだろう。

そこを埋めるのは『餃子以外の料理』も一緒に食べてもらう事であって、それを半額の¥100で売った所で大赤字のはずだ(汗)。

何せ材料からスタートして『仕込み』『包む』『焼く』といった作業がどうしても必要になるし、その作業にかかる『人件費』は馬鹿にならない。

今の時給が¥1250だとしても、1時間で12パックを売らなければならないし、そこに材料費や光熱費は入ってないのだ。

これでプラスとなる『利益』を出さなければならないのだから大変だし、餃子だけを何パックも持ち帰りで買って帰られてしまったら、忙しいだけで売り上げにはならない。
他のお店はこのラーメン屋さんにお客さんを取られてしまうので厳しくなるし、同等のサービスか別の戦略を立てなければ潰れてしまう。

そして売れる=買いに来るという事は、それだけ「助かる(生活に困っている)層」も多い訳で、これも今の日本の政治(給料が上がらない・仕事がない等)と関係している。

やっぱり飲食は難しい。

そんな事を、改めて思うのだった(汗)。

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