昨日説明したBの広告の漫画になると、報酬は更に高額になって、依頼されて受ける側からすると旨味が増す訳だ

何せやってる事は同じだから、キックバックの高い方を攻めていかなければ同じ時間の中で収入を上げていく事はできないし、その為に必要になるのが以前話した『オレとしての付加価値をどこまで盛れるか?』になるので、それを意識しながら実績を重ねている

書けるし描けるオレは、今はBの広告漫画の会社に漫画家として採用され、「脚本家でもあります」と売り込んで、シナリオ込みで好きに漫画を描かせてもらっている

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単価も良いのでここで次のステップとしてディレクションに関われれば、それこそ『クチを挟むだけ』という稼働時間の短さの中で収入を上げていける訳で、仮にこの広告会社でダメだったとしても、既に『全部お任せでシナリオ込みで漫画も描いた』としての実績は残り、他の広告会社に売り込めるのだ

先のある、長く就ける仕事かどうか? となった時に、オレは長く需要がある仕事だと踏んでいるし、昨日も書いた様にアタマと右腕1本あればできる仕事である

まだサラリーマンだった頃には、時代の流れでどんどん衰退していく部署をたくさん見てきたし、その果てに残された少ない人数で仕事を消化したり、人員削減で畑違いのやった事もない部署に飛ばされる人を見てきたが、会社の仕組みも変わりつつあり、終身雇用という安定型の構造自体が見直され始めている

オレが居た会社で何とかして残ろうとしがみ付くよりは、遥かに道が開ける可能性がある仕事だと思っているし、どこか田舎に引っ込んで隠居したって続けられるのだ

この方向で頑張りつつ、既に120話以上ある自分の作品をどう出すか? を見極めているが、全てに言える事はどれも最初から狙った訳ではなくて、オレは別に漫画家や脚本家を目指していた訳でもない

きっと重要なのは、ガムシャラでも続ける事で、何かしら道は開けると思うし、その開けた目標に向かって『どう立ち回るか?』だと思うのである

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