ヨメの奇行

オレは脚本家としてシナリオも書いているのだが、そんなオレの所には色んなシナリオの依頼が来る

『男女の恋愛モノ』や『感動する泣ける話』、『スカッとする話』から『人気漫画の登場キャラクターを使ったパロディ』、『LINEのやり取りを表現した会話形式』、『アプリを売る為の宣伝目的のシナリオ』から、『年齢は1000歳を超えるが見た目は可愛い女の子と、イケメンの殺し屋』や『悪魔と天使とダメな探偵』なんていう、ワケのわからん設定のモノまである

そういった『お題』に対して「2000文字でお願いします」とか「4000文字でお願いします」という指定にクリアする必要があるのだが、先日そんなオレの書いたシナリオを何本か読んだヨメさんが「とても同じ人（＝オレ）が書いたとは思えない！」と感心していた

それぞれの舞台となる世界観の目線で起承転結を作っていく必要があるし、コッチはそれで報酬を貰っているのだから、当然と言えば当然なのだが、まるでバラバラの違う人が書いたかの様な作風や着眼点、変幻自在な表現力は、ある意味褒め言葉でもある

そんなヨメさんから「さすがAB型だ！」と言われ、クリエイティブな事に向いていると言われるAB型ではあるのだが、ウチはオレもヨメさんも同じAB型なので「（いやいや、アンタも同じでしょ……）」と思う反面、それにしても本当に同じか？と疑う様な『奇行』というのが、ヨメさんはとにかく多い

ネコの水の容器を洗ったまま水を入れずに空っぽで戻すから「（死んじゃうって！）」なんて時もあるし、朝起きると隣でメガネをかけたまま寝ている時もある（汗）

「庭の草むしりをしたい」と3回ぐらい聞いているけどそのままだから、きっと忘れているのだろうし、ガレージからリビングに戻ると立ち止まったままTVのバラエティ番組を見て声も出さずに顔だけ満面の笑顔なので、「（あぁ、こうやって肝心な事を忘れるんだろうな）」と思う（汗）

放っておくと何時間も起きてこない話は以前にも何回か書いたが、そのクセ「もう休みが終わっちゃう」と騒ぐし、「たまには休みの日ぐらい家に居たい」と言うクセに、呑みに出かければオレよりもテンションが上がって二日酔いになるほど呑んだりする（汗）

日常で「（このヒト、本当にオレと同じAB型なの？）」と感じる事が多いのだが、そんな面白爆弾行動がまた溜まってきたので、明日はヨメさんの意味不明な行動シリーズを取り上げてみたいと思う

まぁ、完全予測不能な事ばかりなのは、言うまでもない（汗）