昨日まで『THE WILDMAN』の未公開ネタとして『犯罪者たち』を取り上げてみたが、我ながら思い出せば出すほど馬鹿馬鹿しい限りだし、そんな偶然がよくもまぁ次々と重なるものだと思う(またそのうち取り上げるつもりだが:笑)

それもこれも一重に『愉快な仲間たち』のおかげでもあって、これが主人公ジョニー独りではきっと成り立たないし、予想外のトラブルに巻き込まれるネタも相当減るのだろう

いつか触れようと思っていたが、集団で走る『チーム』というのは決して楽しい事ばかりではなく、望まない事も起きる

オレは仲間たちと長く走ってきて、そういった酸いも甘いも知った上で、今は独りで走る事が多いし、たまに「一緒に走りに行きましょう」と誘われる事はありがたいが、一人で充分だし、自分で乗りたければ乗る、そういった場面になったら相手に合わせられるぐらいのスタンスで、ちょうど良いと思っている

まぁ、漫画で描いた通り色んなバカをやってきたが、これはおそらく『入り方の違い』でもあって、ハーレーダビッドソンというオートバイに対して、何を見たか?となった時、オレの場合は『集団で走る事』ではなかった

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厳しい全寮制の高校で、1台のハーレーが走る雑誌の写真に『自由』を見た事がキッカケだったので、あぁいう風に独りで何もない広大なアメリカの大地を走り、何にも縛られずに、孤独をも楽しめる強さというのに憧れたのだ

結果、今のハーレーを買う前に乗っていたスティードをイジり倒していた頃に、街で偶然ボスから声をかけられる訳だが、その時の誘いにもすぐには返事をしなかったぐらいだし、数日間考えて、教えられていたボスの家を訪ねてチームとしてスタートする事になった

最初はボスとボスのアパートの向かいの団地に住んでいたケヴィン、オレの3人

ボスが上野のバイク街で知り合ったアレックスやビッチを連れてきて、ケヴィンの同級生であるロナウドやダニエル、マイクたちが加わり、どんどん所帯が大きくなっていった訳だ

最初はボスとオレとケヴィンの3人でスタートしたチームだったが、ボスはプー太郎で無職のヒモ、どこかへ走りに行こうとなっても、金は無いわ車検が切れてるわでろくに外へ出る事もできず、ケヴィンはオレより5つも歳下だった事もあって、NO.2的なポジションのオレが、みんなを引っ張って色んな所へ連れて行っていた

今でもブログに載せているように、ロナウドが遊びに来たり、ビッチに呼ばれてバーベキューに行ったりしているが、オレたちのチームは、解散する時が来る

明日はちょっと、そんな解散秘話に触れてみたいと思う

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