ブログを始めてから5年目に突入しているが、こんなブログでも毎日多くの方が見に来てくれるので有り難い限りである。『THE WILDMAN』の連載当初、『毎日更新』を掲げてスタートしたブログだが、このボリュームを毎日続けるというのもなかなか骨が折れる作業だし、ヨメさんからも「異常なレベル」と称賛(?)の言葉を頂いている

オレは現在、脚本家としても活動しているのだが、もともと脚本家を目指した訳でもないのにすんなりシフトできたのは、この日々のブログの影響が大きくて、狙った訳でもないが無意識の内に文章力が身についた事になる

漫画チャンネルでディレクターとして報酬を得ている仕事の中には『脚本家の育成』という業務もあるのだが、「◯◯賞を受賞しました」とか「雑誌に載りました」、「ライタースクール出身です」なんて応募してくる人に限って「(嘘だろ?)」と思うぐらいデタラメな文章が多いし、デタラメというのは設定がメチャクチャ、オチも弱いという他にも、『誤字・脱字』なんて論外なミスだってザラにある

人間だから誤字・脱字といった文字の間違えは仕方がないとはいえ、ある程度の範囲を超えているレベルだし、オレが添削して赤字を入れる時にも「何度も見直して下さい」と書き加えて脚本家に戻しているぐらいだ

オレは自分の書いたブログを最低でも3回、それ以上見直している事も多く、見直す事で文字の間違いを見つけるだけではなく、別の言い回しや表現方法なんかが発見できて、文章としての精度に加え、よりスキルの向上にも活かされている

ホントにそれだけの回数を毎回見直しているのだが、それでもたまに間違えている時はあるし、このボリュームと投稿頻度からすれば、それにしたってミスはかなり少ない方だと思う

相当な手間と労力ではあるのだが、このブログというのをなかなか馬鹿にならない作業だと思っているし、『書く』事でアタマを使う(文章を組み立てる・表現力を磨く)事は色々な事にも活かされてくるので、他の人にも取り入れて欲しいぐらいオススメだとも思っている

そう言われても面倒臭い事は確かだし、腰も重いとは思うのだが、いまだにオレが毎日続けている最大の理由は、何と言っても『残る』事だ

ウチには子供が居ないし、オレとヨメさんの夫婦2人だけで暮らしている(プラス猫2匹)。オレのヨメさんは超が付く淋しがり屋だが、オレがもし明日死んだとしても、4年分は思い出す事ができる(笑)。毎日読み返したとしても最低でも4年×365日=1460日だから、これは相当な日数である。内容次第ではひと笑い・ふた笑いするネタなんかもあるし、それだけあれば傷も癒えよう。何よりブログという日記の原点である『記録として残る』と考えれば無駄ではない、ヨメさん宛ての手紙でもあるのだ

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毎日続ける事で記録として残り、それをヨメさんが戻りたい時に戻れるなら、万々歳である

立ち止まって自分の歴史を振り返った時、遥か後方にまで轍が続いているならば、戻りたい時に戻れば良い

バイブズミーティング新潟

そういった意味もあると知ってもらえば、同じように考える人も出てくるかも知れない

オレは『ヨメさんへの手紙』とも考え、続けられる限り今後も頑張って続けるつもりだし、例え短い文章であっても『残す』という意味で、みんなにもお勧めしたいと思う

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