夜に小腹が減って、コンビニへ行く事になった

時間にして23時頃で、ヨメさんは面倒臭いから行きたくないと言い、「じゃあ、オレだけでも行ってくるわ」と外に出てみたのだが、あまり外に出ないオレには夜のコンビニまでも新鮮で、普段会社帰りのヨメさんから聞く話の通り、どのお店も閉まっていて、ひっそりと静かだった

家からコンビニまでは3〜4分ぐらいで、すぐ近くなのだが、どのお店も閉まっていたし、閉まっていると言っても遅い時間だから閉めたのではなく、どこも休業の貼り紙がしてあるお店ばかり。こういう風景を見ると、緊急事態宣言を「(ホントに大丈夫か?)」なんて思ってしまう(汗)

そして、そんな中でも以前調査に乗り出したヤミ居酒屋は開いていて、暖簾も出てないし、お店は黒い紙を中から貼ってるから外で見る限りは真っ暗。でも中からは酔っ払いたちの賑やかな声は聞こえてくるし、明らかに違和感があった(笑)

国の要請ばかりにも従えない気持ちも大いに解るのだが、個人的にはそれならそれでコソコソしないで堂々と店を開ければいいのにと思うし、ウチの通りは商店街なので、このヤミ居酒屋だけが従わない事で、商工会や他の店から随分浮いた関係になっているであろう事は容易に想像できる(汗)

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そんな事を考えながら「(やれやれ……)」と思ってヤミ居酒屋を通り越しコンビニに入ろうとすると、コンビニのレジの前で30代ぐらいの若い男がベロベロに酔っ払って床に寝て、知り合いであろう同じ歳ぐらいの若い女2人が何とかして起こそうと介抱している真っ最中だった(汗)

他に開いているお店が無いのだから、おそらくヤミ居酒屋で呑んでたと思われるが、完全にレジの前の床で大の字になって寝てしまっている状態で、簡単に言えば邪魔だし面倒くさい。久しぶりに夜に出てみれば、やっぱりこんなトラブルに遭遇する訳で、さて、いつもの様に声をかけて首を突っ込むのか、でも独りならまだしも女の人が2人も居るし、放っておけばいいかの判断に迷った

店のコンビニにしたって迷惑極まりないのだろうけど、2人いた店員さんはどちらもアジア系外国人で、流石にマスクもしないで床で寝る酔っ払いの対処方法なんて、マニュアルにも載ってないのか、静観して苦笑いしているだけである(汗)

オレはとりあえずコンビニに着いたら何が売っていて何を買って帰るのかヨメさんに連絡する約束だったので、電話をかけて酔っ払いを助けるか・スルーするべきかを聞いてみると「放っておきなさい」という指示が出た(笑)

そんな電話をしている最中にも、酔い潰れた男は床に寝たままの状態で、両手を女の子に引っ張られながら、キリストの様にズルズルと店の外に連れ出されていたし、「(ま、大丈夫か)」と思ってスルーしたが、何でも自粛自粛なのも困ったものだし、ここまで他人に迷惑をかけるぐらい無神経なのも困ったものである

まったくやれやれと思いながら、電話でヨメさんに「で、お前は何を買って帰るの?」と聞いてみると「納豆巻き」と言われた(汗)

別に構わないし買って帰ったけど、「(それ、こんな時間にどうしても食べたいモノか?)」とオレが思ったのは言うまでもない(汗)

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