高評価と低評価

最近見つけたお酒が呑めるラーメン屋さんで、ヨメさんと2人で呑んでいた時の話である。ここは餃子やチャーシューメンマ、ネギ塩バラ肉といったツマミはあるのだが、ラーメン屋ならありそうなツマミである『煮卵』がメニューに無い事を不思議に思っていたら、お店のオバちゃんが「サービスです」と出してくれたのが、ドンピシャで煮卵だった（笑）

実は、先週もこの店に来て呑んでいたのだが、同じ写真ばかりになってしまう理由から写真には撮らなかった。その時にもこのオバちゃんに、サービスとしてメニューには無いホウレン草炒めを出してもらい、「だったら写真に撮っておけば良かったな」とヨメさんと話していたので、今回は写真にも撮っておく事にした

2回続けてだったし、改めてオバちゃんにお礼を言って色々と話をしてみると、このオバちゃんはお店の副店長らしく、オレたちが来る昼間の時間を任されているらしい

そして、働いている時間が15時までらしく、お店で働いた帰り、馴染みの居酒屋で呑んで帰るオレたち夫婦の姿を、何度も見ていたと言うのだ（汗）

オレたちも「えぇ！？」とビックリだったし、もちろん全然知らないどころか、酔っ払った帰りなので、途中で道路に映る影を写真に撮ったり、ロクな事をしてない時ばかりのはずなので、メチャクチャ恥ずかしかった（汗）

それでもツツジ泥棒のジジイを追い払ったりと、良い事をする時もあるのだが、副店長のオバちゃんはそんなオレたち夫婦を「いつも一緒にいて仲が良い」と感心して見ていたのだと言う

そしてオバちゃんが感心していたのが、ヨメさんがお洒落で美人だという事らしく、この日のヨメさんの格好も「とても可愛い」と繰り返し、絶賛していた

ヨメさんは誉め殺しでご満悦だったが、いつもヨメさんが着ていく服は、全部オレが聞かれて決めている格好な訳で、この日のヨメさんが着ていたスカートも靴もカバンも帽子も、オレが買った物である（汗）

帽子は昨日バイクで買って来た帽子だし、その帽子だって家を出る直前に忘れて出て来たヨメさんに「お前、帽子は？」と教えて取りに戻ったのを誉められているのだから、ヨメさんは「旦那さんが全部決めてくれるんです♡」なんてノロケてるが、オレとしては複雑な心境だった（汗）

で、オレはと言うと、近所で面倒くさいからコンタクトもしないでメガネだし、足はハダシで魚サンだし、バイクに乗る訳でもないのにワイルドマンＴシャツだし（←コレだけはアリだと思う）で、鬼スルーどころか、何もハマらない低評価だった訳です（泣）

ヨメさんはすっかり酔っ払って「誉められちゃった♡」と上機嫌だったが、かたやオレはダダ滑りで、しかも酔っ払って帰っている姿を見られてたりする事もあるのだから驚きだった

酔っ払ったヨメさんがオレのケツを蹴ったりしている時だってあるし「お前、気をつけろよ」と注意しておいたが、いつか自粛しないで昼間っから酔っ払ってる姿を、TVでインタビューなんてされたりする日が来るのかも知れない（汗）