高知に行った時に知り合った、東京で居酒屋を経営している安◯さんからお誘いがあって、お店に遊びに行ってきた。緊急事態宣言からずっとお店は閉店しているらしいが、この日は競馬があるから店は開けずに、競馬仲間4〜5人を集めて呑むらしい。遊びに来いと言われても、オレもヨメさんも競馬は一切やらないし、解らないのだけれど、せっかくのGWだったので参加する事にした(笑)

東京立川にある安◯さんの店までは、バスと電車を乗り継いで行くので、家からバス停までビール、バスと電車に乗っている間は目立たないデザインのレモンサワーを用意した(笑)

安◯さんに呼ばれたのは今年の正月の元旦以来で、その時も常連さんと従業員さんだけの呑み会に混ざるカタチだった。その時に振る舞ったイカの丸干しが大好評だったので、今回も食わせてやる事にして、道具一式を持って行った

バスも電車も空いていてガラガラだったが、大人しくコッソリ呑む(笑)

呑みながらだと到着するのも早い。それでも1時間近くかかったが、行きよりも酔っ払った帰りが大変なのだ(汗)

お店としては休業状態なので、酒は店の酒を呑み放題だが、ツマミは一切無いという。「食べたい物を買って来い」と言われたので、電車で参加するオレたちらしく、コンビニやスーパーでは売ってない、駅のキヨスクで買えるお菓子を買う事にした(笑)

看板も暖簾も出ていない……。モロに閉店の状態なのだが、そういうお店で呑める特権も、少し嬉しい気がする(笑)

オレが以前プレゼントしたポスターが貼られていた。安◯さんが競馬仲間に「コイツが描いてくれたんだ」と紹介してくれ、みんな席を立ってわざわざ見に行っていたので、恐縮だった(汗)

薄暗い店内の奥だけ電気が点けられて、数人の競馬仲間が集まっている。みんな近所だと言うし、電車で来たのもオレたちだけで、競馬をやらないのもオレたちだけだった(笑)

みんながツマミを持ち寄って分けてくれるので、オレたちはイカを焼く為に持ってきたストーブとボンベ、金網とトング、調理用バサミをセットする

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カウンターでイキナリこんな事を始めるのだから大ウケだったし、みんな興味津々だった。イカの丸干しはハズレがないぐらい喜ばれる(笑)

お酒は呑み放題なので、お客として出されるならグラスで出てくるレモンサワーも、注ぐのが面倒なのでジョッキに入れてもらう(笑)。こういう特権もまた嬉しい(笑)。店内は禁煙だけど、正月にきた時と同様に「いいよ、いちいち外に行かなくたって!」と席で吸う事を免除された(ちなみに安◯さんはタバコを吸わない:笑)

みんなで呑んで盛り上がっているのだが、レースが始まると一斉に静かになって、あちこちで競馬新聞を広げる音しか聞こえなくなる(笑)。オレたちは一切競馬をしないし解らないので、そのギャップと真剣さがメチャクチャ面白かった(笑)。板前さんで働いている息子のセイヤ君も来ていたのだが、この日は当然休みなので一緒に呑んで競馬をしている。「家から持ってきました」と出されたのが山菜おにぎりと漬物で、板前のセイヤ君が作ったのかと思ったら、なんとお母さん(安◯さんの奥さん)から持たされたらしい

一見美談の様に微笑ましくも聞こえるが、要するに「競馬に行ってくるわ」「それじゃあコレを持って行きなさい」と持たされた訳で、「(なんちゅう家だ……)」と面白かった(笑)。競馬の最終レースとやらが何時までなのかは解らないが、オレたちは散々ご馳走になって、明るい時間に帰って来た。電車もバスもガラガラだったし、バスなんて貸切状態だったが、酔っ払ったオレは案の定寝てしまい、ヨメさんに何とか連れて帰ってもらった(汗)

家に帰ってから少し寝て、23時頃に仕事をしていると、安◯さんから「ちゃんと帰れたか?」と電話がきた。散々ご馳走になったお礼を言うと、なんとまだ店で呑んでいると言う(汗)。オレが生きてきた中でダントツの酒豪な安◯さんだが、相変わらずの豪快さに、ただただ呆れて苦笑いだった(笑)

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