ストレス

昨日、スピードとして時間の経過の早さに触れたのだが、最近、『疲労』は感じても『ストレス』を感じなくなっている事に気がついた

『好きな事』をやっているから当たり前といえば当たり前なのかも知れないが、逆に言えば『いかにストレスを抱えて働いていたか？』でもあって、それは会社にいる時以外でも、行き＆帰りの通勤なんかも含まれる

ストレスを感じなくなった事を実感する大きい理由は、『物欲が無くなってきた事』で、自分でも驚くぐらい、以前の様なアレも欲しい＆コレも欲しいという欲望が沸かない

目標だった『サラリーマン時代まで報酬を上げよう』が達成できるまでは、財布の中には￥1500しか入ってなかったが、それでも別に困らなかったし、『もっと欲しい』という不満もなかった

達成できる様になってから、堂々とお小遣い（？）を貰える様になったのだが、実際貰ってみると、使わないので減らないし、だから残ったままなので、「もういらない」と断わっている。結局最初の1回以降はゼロのまま、でも減らないので、そもそも欲しないのである

働いている時は深刻に考えなかったけど、どこかでストレスを抱えていて、何かを買った事でスッキリする、要は『自分へのゴホウビ』的な感覚が無くなると、そもそも物を欲しなくなる、物欲自体が無くなってくるのだ

オレだけの様にも聞こえるが、例えば、定年を迎えた様な人、働かなくなったり、会社に行かなくなると、それに付随するストレスも一切なくなる訳で、発散させたいという願望そのものが無くなり、別の物で解決する様に思う

オレで言うなら、安い呑み屋でいいからヨメさんと呑みに行きたいとか、天気の良い日ぐらいバイクに乗りたいとかが該当するし、そういう行動（？）の欲の方へシフトする様に感じる

バイクに乗るのは好きだけど、仕事として取り入れて雨の日まで乗りたいとは思わないし、乗りたい時に乗れればいい。呑みに行くのも同じで、毎日どこかの店で呑みたいとまでは思わなくて、週末にヨメさんと呑みながらテクテク歩いて居酒屋を目指すぐらいが充分で、全部を欲張らなくても良いのだ

仕事場の横には無造作にバイクやチャリが停まっているが、若い頃はそれこそ『もっと改造したい！』の一心で、一生懸命働いてきた。もうイジる所も殆んどなくなって、後は『壊れたら治せばいい』という領域にきている

『もっと』＆『したい』という欲求は、できない事へのストレスでもあるわけで、そのストレスが無くなってくると、『現状』に不満が無いので、他に意識が向かないし、精神的にとても楽だと感じる

サラリーマンは『ガマン料』として給料を貰っていると、以前ブログで触れた事があるが、ガマン→発散がストレスならば、フリーで働いてストレスから解放される事は、やっぱり身体にもお財布にも良い、理想的な働き方ともいえる（笑）

まぁ、それでも経営が傾けば何十倍ものストレスになったりするのかも知れないいが、色んな事を考えて、働き方を見つけていきたいものである

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