雑草魂

ヨメさんは、オレとくっつく前まで、古着なんてヒトが着たモノを使うのだから、考えられないと言っていた。言わんとしてる事は解るし確かにそういう人もいるだろう（むしろ普通か：笑）

オレは高校ぐらいからずっとそうだったし、もっと遡れば、兄弟のいるオレにとっては兄貴のお下がりなんて古着じゃないの？とも思う（笑）

革ジャンや新品のGパンを『馴染ませる』『落とす』なんて、どんだけ時間かかるのよ！だし、それこそ若い頃は新品で買ったGパンを履いたまま風呂に入って、軽石でゴシゴシ擦ったり、『いかに自然な感じで破れるか？』を追求して家のカギやマイナスドライバーで引っ掻いたりしてたのだから、新品アレルギーなぐらい、中古中毒なのかも知れない

じゃあ『どこまで古着でアリなの？』と聞かれれば、パンツや靴下といった肌着はさすがに抵抗があるが、ジェッペルも中古のヴィンテージだし、靴も別に抵抗はない

まぁ、ヘルメットは中を貼り替えているから中古といっても外装だけだけど、靴だってよほど中身が汚くなければ『死にはしないだろう』の精神で『カッコ良さ』を優先してきた（笑）

ブーツなんかは履き潰せば味が出るのは解っていても、時間はかかるし、新品ピカピカのままでその時間を耐える方がシンドイ。時間をスッ飛ばして、更に中古で安く買えるなら最高じゃん♡という、浮浪者なみの雑草魂で48年間生きてきて、大した病気もしてないのだから、きっと大丈夫なのだ（笑）

そんな事を並べてて思い出したのだが、実は昔から気にっているスニーカーがあって、下の写真のスニーカーが同じ柄ばかりの5代目か6代目、つまり5足目か6足目という事になる

全部新品で買っているので古着じゃないのだけれど、最初に買って気に入ってからもう1足同じのを買って、廃盤になってしまった数年後に再販される事になって、まとめ買いしておこうと同じ柄・同じサイズを2〜3足買って、横田基地で逆輸入版を見つけてまた1足買ってで、写真に載っているのが履き潰した最後の1足になってしまったので、大事に使っている（ちなみに以前『THE WILDMAN』で描いた、ベルトに巻き込まれてカカトを大ケガした際に、1足ダメにしている：笑）