少し前にハーレーでトンネルを走っている最中にヘッドライトを点けたら、灯りがチカチカと安定しない症状が起きている異変に気がついた

「?」と思ったが、走っている内に灯りが安定しだしたので「(バッテリーか……)」と気がつき、自宅でバッテリーを充電してみると、やっぱりだいぶ減ってきていた

セルキットを組んでから、キック以外でもエンジンがかけられる様になり、非常に助かっているのだけれど、その分バッテリーの負担は大きい

かれこれ3年以上経つし、「(そろそろ交換かな……)」なんて思い、知り合いのバイク屋さんに行って来た

オレはこういった消耗品に関しては『ギリギリまで使おう』派ではなく、『いずれは交換する物だから、定期的&早めに交換しておこう』派で、それは過去あちこちでどうにもならないトラブルに遭って痛い目を見て、身体で覚えて来たからである(汗)

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だから交換する事には何の抵抗もないのだけれど、気になってお店に行ったのはリチウムバッテリーと、従来の鉛バッテリーのどちらが良いか?問題で、気になっているのは、重さも軽い分だけ容量も確保できるリチウムバッテリー、ただ、オレの様な旧いショベルにも合うのか?事情によっては今と同じ、従来の鉛バッテリーの方が、イザという時に充電ができたりするのではないか?という事である

ショベルはもともと発電量が弱く、街中をのんびり走ったぐらいではバッテリーに充電し直す蓄電は難しい。発電量が多い1つ後期であるエヴォ用のオルタネーターに変更したりするのもその為だし、オレも次にオルタネーターを交換する際には、エヴォ用を入れるつもりなのだが、これがなかなか壊れない(汗)

値段も倍ぐらい違うリチウムバッテリーだが、セル付きのショベルにはもともと余り推奨してないらしく、乗らない期間が長いとバッテリーの電力が下がってしまい、まだ充分使えるはずなのに、電力が上がらずセルが回らないトラブルなんかも起きていると聞く

そうなるとやっぱり鉛バッテリーか?になるのだが、それでもサンダンス製のリチウムバッテリーなんかは優れていると言うし、その分値段も3倍ぐらい違ってくるので、判断がなかなか難しい(汗)

2倍くらいの値段で比較的新しい、あるメーカーのリチウムバッテリーは、バッテリーとしては珍しく3年保証がついていると言うし、いざ電力が落ちきってしまった時に、非常用ボタンとなる別のボタンが付いていて、ソイツを押す事で緊急用にリカバリーして復旧するというのだから、驚きである(汗)

「(今はそんなのがあるんだ……)」と驚きつつ、とりあえず遠くに走りに出る用事もしばらくないし、家で充電すればダマシダマシ走れるし、最悪キックだけでかけられるからいいやと思い、「もう少し悩みます」と帰ってきたが、先日取り上げたモバイルバッテリーの話と同様に、便利な世の中になったものだと思う

いつかポケットに入るぐらいの超・小型サイズのバッテリーで充分電力を賄えて、予備バッテリーすら搭載できるなんてなったら、どんなに安心で画期的だろうか(笑)

電動バイクに乗る気はさらさら無いが、電気とバイクは切っても切れない関係にある事は確かで、オレのバイクにも活かせるバッテリーの更なる進化を期待したい

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