ロナウドと走り納めとして横田基地を目指したものの、ロナウドのバイクがレッカーになって、オレだけがバイクで引き返して、お互いバラバラになって帰ってきた(汗)

当初はレギュレターの故障という見解だったのだが、レッカー後にちゃんと調べてみた結果、バッテリーの端子部分での接触不良が原因で、レギュレターもバッテリーも、故障していない事が解った

後日ロナウドから連絡を聞いて「えぇ? そうなの?」とビックリだったし、「何で気づけなかったのよ?」というワケで、それならレッカーを頼まなくたって、その場で復旧できた可能性が高かったのだ(まぁ、普通のバイク乗りの感覚ではレッカーのレベルなんだけど、『自分たちで直す』と考えれば、復旧できたと思う)

高速出口近くのハーレー屋に持って行って、テスターを使って電気が通っているかを調べた上で、レギュレターが原因であるという結論になったらしいが、オレはロナウドとバイク屋さんに任せてその場から離れ、ヨメさんに電話して事情を説明していた。結果の報告だけを後で聞いて、症状としてはおかしくないので「(まぁ、そうだろうな)」ぐらいにしか思わなかった

ただ、ロナウドのバッテリーはキックしかない為に、原付と同じ極小サイズのバッテリーを積んでいて、カスタムとしてワンオフの専用バッテリーケースに入れてフタをボルトで留める形状なので、フタを外さない限り外からはバッテリーが見えない

フタを開ければ目視で解っただろうが、それをせずに外からテスターを当てて電圧だけを計った為に、判断を誤ったという事になる

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別件で、オレは去年の夏にオイルホースが避けてエンジンオイルが漏れてしまったのだが、オイルホースを交換してから問題は解消されたものの、自宅にバイクを停めると、ガレージの床に若干のオイルの染みができる現象がしばらく続いていた

オレはオイル漏れをした時のオイルの残りがフレームなんかに残っているので、それが落ち切るまでは仕方のない事だろうと思っていたのだが、なかなかオイル漏れがなくならない。ある時、無造作にオイルを拭き取った際に、とても粘ついている事に気がつき「(これ、エンジンオイルじゃなくてミッションオイルじゃないだろうか?)」と思い、オイルタンク横のミッションケースのキックカバーを閉め直してみると、ずいぶん緩くなっている事が解った

結局エンジンオイルのオイル漏れの残りではなく、キックカバーが緩んだ事による、ミッションオイルのオイル漏れだったのだ

思い込みという先入観というヤツは本当に厄介で、「どうせ◯◯だろう」や「多分◯◯なんだろうな」というフィルターを通して見てしまうと、本質が見えてない事が意外と多い

実際、今回のロナウドのバッテリーの端子のトラブルは、2年ぐらい前にオレも風乗りジョニー号で体験していて、お墓参りに行った帰りにエンジンがかからなくなり、バイク屋を探して延々押して歩いたものの、到着してみればバッテリーの端子が外れていただけで、自分で直せるレベルだったのだ

知識と経験として活かせてなければ意味ないわけで、今回はオレがその場に居なかった為に聞かされるまま受け入れてしまったが、正しい対処をしていれば、結果は大きく変わった事になる

なかなか難しいなぁと思いつつ、成長してない事を反省し、次こそ活かそうと思うのであった

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