脱サラして自営業になったオレが目指す所は、両面の特性を活かしたハイブリッドだ

聞こえはカッコイイが何て事はなくて、サラリーマンで培った忍耐を活かしながら、自営業で好きな事で食って行こうというわけだが、まさに動向を見極めながら研究・学習し、準備して行動しようというわけである

脱サラしたのが43歳ぐらいなので遅咲きぐらいのデビューだが、それを補うのは今までの『経験』でもあって、それをどう活かすか?の中に、「お店をやるのもいいけど人件費や在庫のコストなんかを抱えたくない」という理由で、今のSNS上をフィールドにした仕事を選んだ

漫画で描いた『THE WILDMAN』は月刊誌で月に2ページ。その2ページで『ヒトを笑わせる』という『結果』を求められるわけで、これは通常の16ページや20ページの漫画よりも非常に難しく、困難だった

だが、そこで苦労した事が役に立って、漫画サイトで『用意されたシナリオで漫画に描く』という仕事に辿り着き、オレは『THE WILDMAN』でシナリオを考えながら描いていたので「シナリオも書けますよ」になった

その漫画サイトはアンダーグラウンドなヤバイ、ダークネスな世界ばかりを扱うサイトだったので「あぁ、そういうのオレ得意ッス」になって、他のサイトでも『シナリオを書きながら漫画も描く』というスタイルで仕事は貰えたが、新しい漫画サイトは『ソフトエロ系のギャグ漫画』だった

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今のメインは人を感動させて泣かせる事を目的とした漫画サイトで、今度は一転して『人を泣かせるシナリオ』が求められ、最初はどうなる事かと思ったが、これが意外とスンナリ入れたし、運営者やオレのシナリオで漫画を描く漫画家さんからもウケが良く、収入がどんどん上がっていっている

ウケが良い理由の1つは納期で、オレは他の脚本家さんの3〜4倍のスピードで書くし、遅れる事がない

そしてもう1つは、オレ自身が漫画家なので、シナリオには全て『コマ割り』として、登場キャラクターのセリフ以外に『どういうシーンでどういう描写か』までの説明を細かく書いている(例えば、『正面からのアングルで右側に主人公の後ろ姿、左側と背景に主人公の両親2人が引きのアングルでこちらを見ていて、空は鮮やかな夕焼け。全体に暖かい感じで淡いボカシと、キラキラした効果を入れて下さい』みたいな指示を、ワンカットずつ全てに書いているのだ)。これが漫画家さんにはイメージし易いらしく、描き易い、作業が早いと評判なのである

それは漫画家として活動してきたオレの強みだし、ブログを続けてきた文章力も活かされつつ、そこに加えて他の人が嫌がる様な、メールや電話に付き合ったりできる人付き合いの良さが繋がって、実績を積み上げながら、信用を得ている

そういう仕事を続けながら『失敗(伸びない)するサイト』と『成功(伸びる)するサイト』を分析・研究し、アレがマズイ・コレが良いを見極め、ディレクターとして気をつけるべき注意点や成功例なんかをアドバイスして、収入を得ているわけだ

そして、その全ての経験を活かして、いずれ自分の漫画サイトを立ち上げ、最短距離でデビューしてやろうと計画しているのである

(長くなってしまったので続く)

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