最後の3つ目は、やはり仕事がうまくいってない人がかなり増えてきている事で、コロナウィルスの影響で色んな分野にダメージが広がり、オレの周りでもとにかくそんな話が多い

沼津の知り合いが「それでも元には戻らないだろう」と言っていた言葉が印象的だったが、オレも同じ意見で、元には戻らないと思う。今定職に就いている人だって、従来の『勤めていれば給料は上がる』なんていう保証は無くなると思うし、そもそもこんな環境で社員の給料を上げれるほど利益を出し続けられる企業なんて、ほんの一握りなのではないだろうか

オレ自身はSNSをフィールドにして収入を上げていく努力をしているが、在宅ワークの利点は大きいものの、所詮は内職と同じで、子供の頃に母親がやっていたようなボールペンを作ったり封筒に差し込んだりといった『1つやって0.01円』みたいなレベルと大して変わらない

その単価から『数百円台』にいく事はできても『数千円台』の壁がかなり高く、言うまでもなくその先の『数万円台』はメチャクチャ高い(←ちなみにオレは今ココ)。その先に『数十万円』、『数百万円』と更に壁が控えているのだから、そりゃ一筋縄ではいかないし、相当困難な事は言うまでもない(汗)

オレも『数円台』の文字を打つ仕事からスタートしてだんだんグレードアップしてきて、今では『数百円台』の仕事は全部切って断わるようになり、『数千円台』と『数万円台』の仕事を合わせて『数十万円台』を稼いでいるが、それでもサラリーマン時代の稼ぎには足りていないし、次のステップは『数千円台』の仕事も切るようになる事である

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YouTubeの漫画の仕事を引き受けながら漫画の脚本も書いて、既にある脚本を直すリライトや構成の仕事をしながら、漫画サイトのアドバイスやディレクションをしているのだが、ディレクションの仕事は「どうすれば収益化につながるか?」のアドバイスがメインで、当たり前だが『絶対儲かる方法』なんて知っているなら自分で実践しているし、人になんか教えない(笑)

そんなディレクションの仕事で、この前仕事をしたお客がマーケティング会社を2つ経営する社長だった

投資の目的も含めて新しくYouTubeの漫画サイトを開設する事になってオレを頼ってきたのだが、やはりなかなかのキレ者だし会社経営者だからケチでもあって、「そんな話を聞きたいわけじゃない」とか「オレの報酬に見合った内容を話せ」とクレームが多い

当然ながら聞いた後にトボケて「そんな事は知ってるよ」という事だって可能だし、オレがディレクションとして扱う仕事は直接は見えない情報も多く、オレの経験した知識を相手に提供する事で、相手がそれを活かして失敗(=無駄な投資)を避けられる意味があるのだが、まぁ一筋縄ではいかない相手だった訳だ(笑)

結局3時間ぐらいWeb会議に付き合って言い負かし(というか、納得してもらい)、今では更に発展した関係になって、そのお客からディレクションを請け負いながら専属の脚本家として脚本を書いているのだが、途中で「もう報酬はいらないから結構です」と投げ出さずに勝ち取った信用は大きいし、オンラインの仕事というのはそんな人たちばかりが溢れている

要はオレにしても客側にしても、凄まじい数の『依頼主』と『受ける側』を相手に試行錯誤を繰り返すカタチになるので、逃げられる事だって珍しくないし、そういったリスクを避ける為にもお互いが『信用できる相手』と『長く付き合いたい』と思っていて、お互いが『毎回毎回パートナーを探したくない』と思っているのだ

だからまずは『数円台』『数百円台』の壁を超えていく為に『実績』として積み重ねる事が大切だし、その積み上げた『実績』でどう『信用』を得るか?になるわけで、これは普通の社会の企業同士でも同じ事が言えるのだと思う

決定的に違うのはお互いの顔も名前も解らず、会った事もない相手と会わないまま関係を継続していく事なのである

(長くなってしまったのでつづく)

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