自分のハーレーで永遠のテーマとして悩み続けているのが工具の積載方法で、荷物を入れられるようにサドルバッグはあるのだけれど、どちらかと言えば見た目はサドルバッグなしの方がスッキリしていて好きである
ただ、サドルバッグを外してしまうと「(工具はどうすんの?)」になるわけで、荷台のキャリアに工具だけ積んで縛る事で対応している
昔と違ってそうそう壊れるものでもないのだけれど、一切工具を持たずに乗るというのはさすがに抵抗があって、理想は『目立たない場所』に工具が入れられる事、更には出先で何か買い物なんかをした場合だけ必要になる、袋やバンジーコードも一緒に装備しておき、見た目はスッキリだけどイザという時にはそれぞれに対応できるようにしたい。要は『サドルバッグに入れていた道具をサドルバッグなしのスッキリした状態で積めないだろうか?』という事である
こいうのってハーレー乗りなら似た様な悩みを持っていそうだけれど、オレはずっとこの問題にアタマを悩ませている
それこそ女モノのクラッチバックを古着屋で見つけて「(これに工具を入れればサマになるぞ♡)」と思ったり、合羽橋の問屋街でパンケーキを焼く鉄ケースを見つけて「(いっそコイツをバイクのどこかに固定してしまおう♡)」と思ったり、試行錯誤を繰り返しては「(ここにピッタリ縛ると塗装がハゲちゃうだろうな…)」と壁に当たったり、「(この場所だと振動で落ちちゃうかも……)」や、「(チェーンに巻き込んじゃうな……)」と、なかなか答えが見つからないままなのだ
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オレのリジッドフレームのショベルというのはそういうスペースがありそうで意外と無い(まぁ、荷台に縛ったりすればいいだけなんだけど、ソコはあえて使わずにスマートに隠しておきたいので:笑)、どこかのメーカーが2人乗り用のピリオンシートにジッパーがついていて、開けると工具が入れられるなんてスグレモノを売り出していたけれど、それぐらいのイメージでスッキリ収納したい
チョッパーのショーバイクとかでもなかなかそういう目線で造られたバイクは見た事がなくて、「(みんなは悩んでないの?)」と思うし、「(むしろそういう面でもクリアしたパーツが出れば売れるのでは?)」とすら思う(笑)
オレ的に気になっているのがシートの下のオイルタンクのスペースで、オイルタンクにはバッテリーを搭載する為の四角い大きめの穴が作られているタイプが多いのだが、バッテリーを他のスペースに逃がしてこの部分に工具なんかを入れられないのだろうか?と思う
ご存知の人もいるかも知れないが、マグネット点火ならバッテリーレスでもいけるのでバッテリー自体使わずに、オイルタンクのスペースは余る
マグネットじゃなくてもリチウムバッテリーが開発されてから、従来のバッテリーのサイズよりもかなり小さく軽量になったので、他のスペースに逃がしやすくなっているのだ
トヨタと京大が共同開発した新しいクルマのバッテリーは、リチウムの7倍もパワーがあって、1回の充電で1000km走ると言うし、近いうちにさらに小さく軽いサイズのバッテリーが販売される可能性が高い
今のリチウムですらスゴイのに、更に便利でラクになるというわけだが、もっと小さくなればそれこそバッテリーのスペースも活かせるようになる
それはそれで楽しみな未来なのだが、オイルタンク自体が走っているうちにエンジンオイルで凄まじい熱をもつわけで、その中に工具を入れた所でとてもじゃないが熱くて触る事すらできないだろう(汗)
「(いい考えだと思うんだけどなぁ)」と思うのだが、まだ解決は先になりそうで、せっかくあるサドルバッグを使わない別の方法にアタマを悩ませ、サドルバッグを取り付けたばかりなのにまた外してみたりを繰り返している(汗)
そしてそんな自分はやっぱり変わり者なんだろうなと思うのであった(笑)
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