漫画に登場するUTCの舞台は何も無い閉鎖されている道路なので、街灯すら無い(汗)。夜になれば完全に真っ暗の『闇』だし、焚き火やランタンの灯りが貴重だった

だから本当に探し物とかで灯りに困った時にはバイクのエンジンをかけてヘッドライトで照らす(笑)。当時は何とも思わなかったが、今なら相当不便だと思う

それでも夜は涼しいし、下は海なので波の音と虫の声がうるさいぐらい。そして灯りが少ないからこそ、星はメチャクチャ綺麗でたくさん見える(笑)

こんな環境でも美味い食いモノをたらふく食べて、吐くほど酒を呑むのだからスゴイと思う(笑)。毎晩『闇鍋』レベルで、今ならヘンな病気になりそうだ(汗)

右のマイクが持っているオレのマグライトが単二電池6連なのでメチャクチャ明るいだけじゃなく、長いので焚き火に突っ込んで火を崩したり、鉄板やハンゴーを火から降ろしたりにも使えて便利だった(中に電池が入っているので直火は危険だったはず:汗)。もともとアメリカの警察官が犯罪者を殴ったりもできる為に長めに作られた道具だが、アウトドアにも向いているのだ

まぁ、こんな環境でキャンプというか、野宿というのだから「どうです? 一緒に行きたいですか?」と聞いたらほぼ全員から「いや、結構です」と断わられそうな気がする(汗)

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それでも花火なんかをした年もあった(笑)。こんな場所でオトコしか居ないのにそれはそれで盛り上がるから不思議というか、異常な光景である(笑)

もちろんゴミとして回収しきれない打ち上げ花火はNGで手持ち花火のみ。以前ブログでオレたちは帰る日にも分別したゴミをそれぞれのハンドルに縛ってゴミ捨て場まで走り続けた話しをしたが、こういう花火の写真1つでもそれが解ってもらえると思う。今のミーティング会場のように、ゴミ捨て場があるだけでも全然マシなのだ

道路で寝ること自体がそもそもNGなのだが、それでも最低限のルールはできるだけ守るように心がけていた。こんなガラッパチ連中だけの集まりでも「せめてソコはちゃんとやろうゼ」だったし、今考えても結構大事な事だと思う

バイクという共通の趣味を持つ仲間たちで、『貧乏でもみんなで遊びたい』という当時の答えが、このスタイルだったのである(笑)

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