久しぶりに横田基地に行った

が、予想外の渋滞に巻き込まれて、ライターを落とし、指なしグローブをSAに忘れ、泣きながら先を目指した(汗)

高速を降りてからは大した渋滞に遭う事もなく、快適に走れた。目的地である横田基地に着く頃にはすっかりオレの機嫌も良くなっていたが、来れば必ず立ち寄っている蕎麦屋さんが閉店してしまっていた

この店のカツ丼がとても美味しくて、来れば必ず食べていた。70歳ぐらいの高齢のご主人と奥さん、娘さんの家族3人で経営していて、蕎麦屋なのに休憩時間は取らず、出前までして頑張っていたのでずっと応援していたし、会計の時にお母さんに「美味しかったです」と言って店を出るのが決まりだった

コロナウィルスの影響だろうか…家族3人は大丈夫なのだろうか…色んな心配が頭を過るが、他にも閉店してしまったお店が結構あったので、やはりコロナウィルスの原因が大きいようだ

オレたちが国産バイクを改造していた時代から走りにきて、「いつかはハーレーを……」と夢に見ていたハーレー屋さんは無事だった

夜にみんなで走りにきては、写真の先にあるヤシの木にバイクを並べて停めて、閉店して真っ暗になった手前のハーレー屋さんのウインドウをみんなで覗いて店内に並べられたハーレーを眺めていたのだ

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こんな場所までコロナウィルスの影響が出ている事に驚いたし、すれ違うアメリカ人たち誰もがマスクをしている事にも驚いた。オレの地元の方が緩いぐらいだし、オレも地元では外を歩いている時にはマスクはしない(呑みながら歩いている時ばかりだからかも知れないが:汗)。持ち歩いて店の中に入る時のみ使うぐらいなのに、徹底ぶりがハンパじゃない(汗)。立ち並ぶ店内も同じで、どのお店も扉には「マスク着用」と書かれており、入ってすぐの入り口には手の消毒液が置かれている。何も買わずに覗いて隣りの店に移っても消毒、その隣りの店に移ってもまた消毒と、消毒だらけで手がカサカサに荒れるんじゃないかと思ったほどだ

知り合いのお店に顔を出して話を聞いてみると、やはり相当うるさく言われているらしく、街全体で感染予防に取り組んでいるらしい

閉店してしまったお蕎麦屋さんの話も聞いてみたが、やはり高齢だという事情もあって、閉めてしまったという。マスターも「あのお店、美味しかったですよね…」と残念そうだった

ひととおり見てまわり、行きの関越自動車道ではなく、帰りは八王子ICから中央道に乗って帰った

中央道では初めてなぐらい空いていて、全く渋滞なく快適に走って自宅まで帰ってこれた

オレは高校が横田基地の近くで、高校時代から遊ぶ所といえば横田基地だった

卒業してバイクの仲間たちと出会い、バイクで走るコースとしても最適だという事でよく走りにきていたし、すっかり遠くなった今でも年に数回は遊びに来るお気に入りの場所でもある

そこまで馴染みのある場所なんて殆んどないので今回の変化はショックだったし、馴染みのお蕎麦屋さんの閉店も衝撃だった

以前ヨメさんと来た時に、家族3人で頑張って経営している姿を見て「家族で温泉旅行にでも行って、ゆっくりする楽しみとかがあれば良いのだが…」と勝手に労って心配していた

今一度、そうなっている事を願っているし、ゆっくり休んで欲しいと思う

横田基地に来る楽しみが1つ減ってしまったが、それ以上に「おつかれさまでした」と思うし、「ありがとうございました」と思うのだった

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