ヨメさんが友だちが経営しているお店に遊びに行くと言い出して、オレはやっぱり「ボク行かない」になって、「バイクで遊んでくる」と独りで走りに出かけた

あまり天気も良くなくて雨が降ってきそうなので遠出はNG。近場を適当に流しながら高円寺まで来た。ここなら中央線の高架下がバイク駐輪場になっているので雨が降ってきてもバイクが濡れる事はないし、少々の雨ならヒマを潰してやり過ごせば良い(笑)

すごく良心的で2時間までは無料。こういう場所を増やさないと都内でバイクに乗る人なんて絶対増えないと思うし、逆にこういった条件が揃っているから遊びに来やすくて「(また来よう)」と思う

久しぶりに来た高円寺は人の流れこそ戻りつつあるが、シャッターが降りて閉店したお店も前より増えていた。どれもが古着屋さんばかりだったので、古着の街で知られる高円寺でも外出を自粛する流れに変わり、服を着なくなったという事なのだろうか……

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沼津旅行で知り合いのお店で呑んだ時に、「コロナウィルスの影響で大打撃を受けたが、国からの補助金のおかげでだいぶ助かった」と言っていたし、それがなければ閉店していただろうと言うお店まであった

東京も同じだが、土地の相場である賃料が違うのに、一律同じ補助金では賄いきれない事情もあるのだろうと思う

もう一つの特徴が、入れ替わっていたお店が多かった事で、以前は奥まった裏通りにあったはずのお店が大きい通りの店に移ってきていて、「(あれっ…このお店って確か違う場所にあったはず……)」と思うような、閉店した古着屋に居抜きで新しく入った、しかも近所での移転のお店が多かった事だ

それを入れればオレが見たシャッターが降りている閉店したお店よりももっと多くのお店が閉店した事になるのだが、『オモテ通りに出るチャンス』と決断し、このタイミングで移転してきたお店も多いのだろう

裏通りにあったお店が特別繁盛していたとは思えないし、出て行ったお店がダメでもウチは大丈夫なんて勝算はよほどの覚悟じゃないと持てない気がする

ある意味きっと、賭けに出たのだ

最後にココに来たのがほんの2〜3ヶ月前だったと思うが、それでも結構なさまがわりだったし、これはまだ続きそうである

ひととおり街をプラプラ歩きながら「(次に来た時にはまた変わってるんだろうな…)」と思いつつ、「(しっかし古着も高くなったな:汗)」とボヤいてヨメさんにトレーナーを1着買った

バイクで来やすい街ではあるが、やはり事態は深刻なようで、それはヨソから来たオレでも解るぐらいだったし、巨大な商店街がいくつも並ぶ高円寺ですらこの状態なら、他もやっぱり深刻なのだと思う

遊びに来たのに違う事を考えて、寂しい気持ちになってしまうのだった(汗)

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