あっという間に沼津最後の夜が来てしまった(泣)。昼間に食べた沼津港での満腹感がまだ残ってはいるが、厳選したツマミで「(ちょっとだけでも呑みたい)」と、昨日美味しかった居酒屋を目指す(笑)

が、集団で予約が入ってしまったらしく、断わられてしまった(汗)。17時から開店のお店で18時に行ったのに、カウンターも既に満席……小さい居酒屋だが人気店なのだ(汗)。昨日食べた『あかざエビ』や『マゴ茶漬け』はもう一回ぐらい食べたかったのでオレもヨメさんも諦めきれない

大将が「席が空いたら連絡しようか?」と言ってくれたので電話番号を伝え、アパレルを経営している知り合いの店に行った。待ってる間にお腹も空くし、ちょうど良いかと思ったが、1時間待っても席は空かないようで連絡はなく、残念だが「また今度にして他の店に行きます」と大将に伝えて断わった(泣)

近くで別の居酒屋の入り口に「いよいよピンチです! 是非遊びに来て下さい」と切実(?)な訴えが書かれた貼り紙が貼ってあったので、初めてのお店に入ってみる

腹ペコで入って残念な味だと悲しくなるが、新しいお店の調査に今の腹具合はちょうど良くもある(笑)。まずは定番の刺し盛りを頼んでみたが、マズくはないものの、今まで散々食べてきた刺し盛りの中では決して上位とは言えないレベル。『いよいよピンチです』の貼り紙に惹かれて入ってみたが、すぐ近くで予約いっぱいで断わられた居酒屋と比べてみても、理由はコロナウイルスだけでは無いのかも知れない(汗)

そんな中で『キンメの煮付け』を¥1,000で発見。これは安いし食べてみる価値はありそうだ(笑)

普通に美味しい。ただ、新鮮な煮魚は骨との身離れも良いと聞くが、そう考えると新鮮さは落ちるのだろうか…煮付けは他のお店で食べてないので比較が難しいが、刺し盛りよりは全然アリで美味しかった

行き慣れている沼津だが、自分たちで足を運んで確かめてアリ・ナシを判断してきたので当然大当たりばかりとは限らない。それを繰り返してきてピンポイントでお店を決めれるようになったので、こういう時だってあるのだ(笑)

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昨日行った知り合いのバーが開店する時間になったので顔を出すと、前回3月の時にこのお店で会った、石川県から単身赴任で来ているオオイさんも呑みに来ていた。前回は単身赴任で来たばかりでたまたまお店に入ったらしく、独りでも落ち着いて呑めるこの店の雰囲気が気に入ったらしい。ハーレーでヨメさんを乗せて定期的に遊びに来ているオレをエラく気に入ってくれたのだが、嬉しい再会となった

お店のマスターの奥さんが「今日はどうせお客さんも来ないだろうから、もうお店を閉めてみんなで何処か呑みに行こうよ!」と言い出し、オオイさんも巻き込んで全員で他の店へ呑みに行く事になった(笑)

行ったのは別の知り合いの店で、アメリカ雑貨が溢れているバーである。クルマ屋のマスターがこの空き店舗を見つけ、副業として何も無い所からスタートしたお店から見てきているので、来る度にどんどん雑貨が増え続け、背の小さいマスターがどんどん見えなくなってきていた(汗)

これだけモノが溢れているのにまだ自宅や倉庫には2倍近くの量の雑貨があるという(汗)。「(呑み屋より雑貨屋をやった方がいいのでは…)」と思う

このマスターがメチャクチャ変人でとにかく面白い(笑)。ニューハーフと同棲したり、フィリピン人と付き合ったりと、エロを極めたド変態でもあって、あまりの変人ぶりにロナウドが「師匠!」と尊敬しているぐらいマニアックなのだ(笑)。話題の引き出しも豊富で話を聞く度に涙が出るほど笑うのだが、お店にカラオケがある為にせっかく行っても他のお客さんがカラオケを歌っているとうるさくてマスターと話もできない。そういう理由で遊びに来たのは久しぶりだったが、この日はオレたちしか居ない貸し切り状態だった

「最近なんか面白いネタ無いの?」と聞いてみると、「特にないよ」と言いながらも、ハプニングバーへ呑みに行って天井から吊るされたらしい(汗)。お店で写真を撮られて「顔が解らないように目線を入れて隠しますか?」と聞かれて「別にそのまま使って下さい」と言ったというのだから、もはやどんな状況かすらイメージできないし、とにかくブッ飛んで面白い変人なのだ(ちなみに64歳ね:笑)

さんざん大笑いして店を出てから、マスターの奥さんが「もう1件行こう!」と言い出し、小さい焼き鳥屋さんに行った

紹介されて驚いたが、焼き鳥屋さんのマスターはいつも通っている回転寿司屋さんの大将の息子さん、店員さんのオバちゃんは大将の奥さんだと言う(汗)

ヨメさんとビックリして「いつもオマケしてもらってます!」と挨拶をし、「明日の帰りにも寄るので大将に報告します」と伝えると2人とも喜んでいた

オオイさんは初めてのお店ばかりでずいぶん衝撃的だったらしい(笑)

オレとヨメさんは「次からはこの焼き鳥屋さんにも顔を出そう!」と決まり、沼津最後の夜は更けて行くのだった

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