オレたちが世話になっている海の家のオッちゃん。漫画と見比べても解る様に、我ながらソックリに描かれているし、良い人なのに酒乱である(笑)

姉のエミーや妹のマリーが遊びに来た年もあった。今思えばこんな野外で野郎だけで何泊もしてる所へ遊びに来るのだから、よっぽど信用されてたんだろうなと思う(笑)

下を見下ろすとキャンプ場や海の家があって、基本夜に寝るとき以外は下の海で泳いだり、海の家で酒を呑んだりしていたわけだ。日中にテントの側にいても暑くて仕方ないし、海で泳いで遊んで、疲れたら海の家で呑む、そのくり返しである

家族連れのキャンパーが多い場所だし、キャンパーは朝も昼も夜も自分たちで調理して食事をするのだが、オレたちは夜以外は海の家で食べるし、結構な量を呑むのでなかなかの上客だったのかも知れない

朝まず下に降りて行って海の家に挨拶して朝メシがてらに一杯呑んで、浮き輪やゴーグルやボールを借りて水温が上がってきた頃に海で遊び、昼メシを食いながら呑んで夕飯の献立を相談して決める。海の家に欲しい食材と量をお願いすると、夕方には揃えて冷蔵庫で保管してくれているので、夕方に呑みがてら回収して上のテントに上がっていく流れだ(笑)

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海の家にはシャワーがあって、砂を洗い流す事ができた。4泊5日を外で寝るオレたちには貴重な風呂がわりで、温水シャワーに改装される前の、外のホースで水しか出ない時代の時から借りていたし、温水シャワーになってからもオレたちだけは無料で使わせてくれていた。とてもありがたかったし、温水シャワーに変わった年はビッグニュースとしてオレたちが大喜びしたのは言うまでもない(笑)

買った食材は発泡スチロールのケースに氷と一緒に入れて持たせてくれるし、ポリタンクの水やマキなんかの重たい荷物は軽トラを貸してくれるのでクルマに積んで上のテントまでイッキに運ぶ。この軽トラがまさに今連載中の『いわくつきの軽トラ』である(笑)

コレ以外にも海の家の裏に建てられたプレハブの物置でテントや鉄板、ブルーシートなんかを全て1年間預かってくれていたので、野外で生活しているオレたちには本当に助かったし、この海の家がなかったら17年間も続けて来れなかったと思う

やっぱりオレたちのドラマの舞台に、ココはかかせない存在なのである(笑)

*ベストアルバムはここまででひと休み。またタイミングを見て公開します!

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