ビッチの自宅にバーベキューに呼ばれて一斗缶いっぱいにセンベイを買ったはいいが、電車に乗るのに一斗缶を入れるカバンで困った

結局トートバッグで落ち着いたのだが、「(何かうまく収まるカバンがないかな…)」と探していて、久しぶりに見るカバンがたくさん出てきた

一斗缶は入らなかったが軍用のメールバッグで、兵隊さんの手紙を入れて厳重にカギをかけるシロモノなのだが、とても状態が良いのに安かったので購入した掘り出しモノだ

軍用だけに出回っているメールバッグはカギをかけるベルトが途中で切れてしまっていたりするのだが、コイツはどこにも欠損がない綺麗な状態だったのである

ベルトを折り返した所で南京錠をかけてロックするのだが、購入時に南京錠が付いたままになっていて、南京錠のカギを失くしてしまい、要は開けられない状態で売られていた為に状態が良いのに破格の値段で売っていたのだ

店員さんに「鍵屋さんに開けてもらわないと使えないよ」と注意されたが「(切っちゃえばいいじゃん)」と思い、自宅でグラインダーの前にまずは巨大ニッパーで試してみたら、簡単に切れた(切れちゃダメだと思うが:汗)

で、新しい南京錠でロックするのも良いが、肩にも背負えるようにしようとリメイクし、ベルトのフックをかける事でベルトをロックさせながら背負えるデザインに変え、正面にポケットを付けたり、横からも取り出せるようにジッパーを付けたりと改良を加えて生まれ変わった

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が、コレに一斗缶は入らずに断念。「(ちょうどいいと思ったんだけどなぁ)」と他を探してみると、ネットのリュックが出てきた

コイツはクチがかなり大きく開くので一斗缶でも入った。なにより背負えるのがラクで、帰りに空になっても邪魔にならない

コイツもとても良くできていて、ネットの目に合わせてリングが通され、クチとなるロープが最大幅まで広がる仕組みになっている。背負うベルトもしっかりとした革で造られていて、実に手の込んだ造りなのである

コイツが最適かと思われたが、一斗缶の角がネットに引っかかって穴を開けてしまいそうで断念。他を探してみると古着屋で買ったプールバッグが出てきた

昔のヨーロッパの地中海とかで見かけそうな(行った事ないけど:笑)レトロなデザインが気に入ったのだが、造りが非常にチョロくてボロボロで、その分安かったカバンである

これも即リメイク。まずは頑丈なロープを探し(ヒモって何処で売ってるの?から迷い、業務用ロープの専門店まで買いに行った:笑)、カバンに合う黄色のロープを探してきた。ガルシアで昔オーダーで造ったメキシカンリングがロープを締める&緩めるにピッタリで、コイツをグッと締め上げる事でクチが開かなくなる

次にカバン屋のモッチーの所で底を貼り替えて型と同じサイズのプラ板を入れてもらい、Dカンを通して白い革をリベットで留めてもらう。何故白い革かは言うまでもなくカバンのデザインに合わせてである(笑)

最後は金物の問屋街で金具を探し、ロープとDカンをワンタッチで固定&解除できる金具を購入。金具を引っ張るだけでガチンと外れる構造なのでワンタッチで降ろす事ができる

とんでもなく手間がかかっているカバンなのに、全然使わなくなってしまった(泣)。理由はやっぱり通勤しなくなったからで、カバン自体がもういらなくなってしまったのだ(汗)

一斗缶の目的以外にもオレはコダワリのカバンをたくさん持っている事に気づき、使わない現実に気づき、自分の環境の変化に複雑な心境だった

やっぱりもったいない1点モノばかりなので、今後はバイクに乗る時にでもなるべく取り入れて使おうと思う(汗)

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