今年の夏はコロナウィルスの影響で自粛ムードが高まり、バイクで出かける事にも抵抗があって余り遠くへ走りに行かなかった

そんな中でも感じたのが『暑さ』で、バイクに乗る数少ない機会に猛暑がことごとく壁となって立ちはだかり、バテバテになって帰ってきた(汗)

ヨメさんとバイクで四国一周したりをしてきて、「今年はどうする?」「バイクで行きたい!」なんてやり取りを毎年春頃に計画して盛り上がっているのだが、今年もし自粛ムードが関係なかったとしても、「ホントに行けたのか?」と話し合った(汗)

過去に行った年でも、やっぱり『暑さ』に悩まされて、大阪辺りではサービスエリアでペットボトルに水を入れて、走行中にアロハに水をかけて濡らしながら走ったりもした

(*ちなみに濡らした直後は涼しくて快適なのだが、走ってるうちに乾いてきて、後ろのヨメさんがインカムで「水をかけるよ」となったものの、その頃にはすっかり『お湯』に近い状態に温まっていた為、身体が超ビックリした:汗)

別の年ではバイクメーカーの新商品として水で濡らすと保冷効果が出て涼しくなるというベストをモニターとして貸して頂いた年もあった

(*これは確かに快適だったが、一度濡らすとなかなか乾かず、もう必要のない時間帯になっても濡れたままで重たい。完全に乾くまで数日かかったぐらいなのでオレ的にはナシだった:汗)

どれもがやっぱり型破りな暑さだったからなのだが、明らかに年々暑さは増してきているし、今年もし行っていたらそれはそれで大変だったと思う(汗)

こうなってくると雨がありがたいぐらいにも思えるのだが、この時期の雨がまた問題で、生易しい雨ではなくゲリラ豪雨のような嵐が多い(汗)

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水を吸えば荷物は倍重くなるわけで、防水対策も重要になってくるし、雨の中でのトラブルなんて考えたくもない、それはそれで厄介な問題なのである

フェリーだと徳島までひとっ飛びになるのだが、お昼に徳島に上陸して「さぁ、走るぞ!」と、天気も良いし渋滞なんて全く無い道路を走っているのに、気温が38℃とか出ていて、「ダメだ、オレたちが危ない!」と、どんどん先を目指したいのに休憩ばかりをしていた年もあったが、きっと今年の方がもっと暑くて、来年以降のこの先は、更に暑くなるのだと思う

そうなってくると「もう夏に走るのなんて無理じゃん」というハナシで、『夏だから長い休みを取ってツーリングに行こう!』という従来の発想自体を変えていかなければならない時期にきている気さえしてしまう(汗)

『走っている分にはまだ涼しい』のは事実なのだけれど、四国のように渋滞なんかまずない場所でも市街地を通過すれば多少なりとも渋滞する危険性はあるし、先日のトラブルのように何も無い場所で修理どころかレッカーを待つ可能性だってあるわけで、実際オレたちは四万十川を越えた山の中でバッテリーがパンクしてガソリンスタンドで充電させてもらって2時間近く待機した年もあったし、帰りの四日市で夜中にレギュレターがパンクしてレッカーになった年もあった(汗)

行ってきたからこその過去の体験を『今の暑さで味わうとしたら大丈夫?』と考えると、「(……こりゃマジで危ないんじゃないだろうか:汗)」と思うわけで、今後の夏の過ごし方を真剣に考えてしまう(汗)

『快適に走る』を大前提に考えるのなら、3月〜5月頃か9月〜11月あたりといった所で、時期をずらして行く事が当たり前になってくるのかも知れない

とても良い場所だからオレもヨメさんも『また行きたい!』という気持ちに変わりはないのだけれど、なかなか深刻な問題を考えさせられてしまう

昔はもっと『夏』って好きだったんだけどなぁ……(汗)

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