昨日行ったお寿司屋さんで、毎年行われている地元の夏祭りが今年は中止になった話を聞いた

小さい商店街なのに結構人が集まるお祭りで、毎年「(こんなに住んでたっけ?)」とビックリするぐらい混雑するし、ヨメさんが毎年楽しみにしている行事なのでガッカリしていた

毎年3月に行っていた岡崎の桜祭りも今年は中止だと聞いていたし、夏に高知で行われているよさこい祭りも今年は中止だと聞いていたので、自宅の近所の夏祭りも「(やっぱりか…)」という印象の方が大きかったのだけれど、寿司屋さんの大将から聞いて気がついたのが出店として参加しているテキ屋さん事情で、まさに致命傷である

地元の夏祭りも毎年すごい数の出店が出ていて、オレたちはそこで適当なツマミを買ってきてガレージを開放して呑むのが定番なのだが、多ければ1日に3回ぐらいツマミを買いに行くし、種類もたこ焼きからお好み焼き、焼きそばにアユの塩焼きなんかまで実に豊富で、夏祭りとしての一番の楽しみはソレである(笑)

岡崎の桜祭りは更に規模が大きくて、それこそケタ外れの出店の量が出るし、仲良くなったテキ屋さんに聞いた話だと、大阪や九州からまで色んな『一家』が参加してきていて、桜前線と一緒に北上して行ったりするらしい

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おそらく正月、お花見、夏祭り、秋祭りなんかを重要な収入源として1年中日本各地を渡り歩くテキ屋さんは、今回軒並みお祭りが中止になった事で大打撃を受けているのだと思う

昔あるお花見に行った時、そこは外観が損なう理由でテキ屋さんを入れず、町内会のテントが3つぐらいだけあって、缶ビールにラムネ、焼きそばにフランクフルトぐらいしか売ってなかった

オレ個人としては、テキ屋さんの色とりどりの出店こそが賑やかで楽しくもあり、真っ白い町内会のテントでは全然物足りなく感じてそれからは行かなくなってしまったのだが、他でも来年まで持ちこたえられずに廃業してしまったテキ屋さんばかりになって、出店が無いお祭りばかりになってしまったら、とても寂しく感じるのだと思う

我ながらそこまで影響している事に気がつかなかったわけで、改めて事態の深刻さを思い知るのであった

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