ベーシックインカム導入が早まる予想をしているオレだが、実際今回のウイルス騒動の際に「導入するべきだ」と推奨している識者も何人か見たので、あながち的外れの読みではないと思う

その時の話では金額は1人につき毎月12万円と言う人がいたり、10万円と言う人がいたり、7万円、6万円、4万円とそれぞれバラバラだったが、安倍総理も実際に「ベーシックインカムについても検討している」と会見で言っていたし、オレはまだ渡り切っていない10万円の給付が終わればマイナンバーとの紐づけも終了するので、そのタイミングで導入が始まってもおかしくないぐらいだと思っている

要は新しいカタチの生活保護みたいなものなのだが、そんな補償が必要の無いお金持ちは後で所得税からその分を引けば良いので帳尻もつけられるらしい

では仮に導入されればどうなるか?で、何せ最低限の収入は決まっているのだから個人経営の経営者の負担は相当減るだろうし、飲食業界にしてもアパレルにしても少々お客さんが減った所で自分の生活以外、お店を回転させて維持する方法だけに専念すれば良いし、気楽にお店を休んだり、閉店時間を早めたりなんてお店も出てくるかも知れない

日本人特有とも言われている『働いていないと不安だ』という人種は別として、働く事が趣味の延長線上の様な生活へと変わっていく事になると言われているし、『働かなくても生きていける』という保証がされ、「(でももっと呑みに行きたいから少し働きたい)」や「(来月旅行に行きたいから今月支給された分はなるべく残しつつ、仕事を何か探そう)」なんて未来になるというわけだ

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日本はAI化の流れが先進国の中でも遅いと言われているのだが、今回のウィルス騒動で見直されて加速していくだろうし、こんな状況でも消費税を下げないアタマの固い、自分たちの事しか考えない財務省なんかが待ったをかけそうではあるのだが(実際現段階では麻生さんを中心に「みんな働かなくなってしまう」なんて言い出して反対している)、先に説明したように海外はもっと深刻でやらざる得ない状況でありながら、国同士が足並みを揃えて始める必要がある制度なので、先進国の中で日本だけが流れに逆らう事は難しいようにも思う

だからオレとしてはいま一時だけGo to キャンペーンなんかで観光業界だけにテコ入れした所でその場しのぎでしかないと思うし、国民全員に給付し続けるベーシックインカムを導入した方が結果的に経済の復活は早く、破綻による自殺者なんかも減るのでは?と思う

それは結局『感染病で死ぬか経済で死ぬか』の根っこと繋がっているわけで、国としても感染病と同じくらい何とかしなければならない問題だし、今の観光業界を立て直そうとしても次の建築や物流といった別の業界に波がきて、その次は東京オリンピックが中止になるのかも知れないのだからキリがない

10万円を給付する制度が8月から9月で国民全員に行き渡るらしいが、それは完全ではなくてもかなりの国民がマイナンバーで紐づけできる事になった事を意味し、いつでもGOサインを出せるようになった事になる。未だにマイナンバー登録を渋っている人も、毎月支給しますとなればさすがにマイナンバーを登録するようになるかも知れない

オレとしてはそういった様々な理由から「(導入されてもおかしくない)」と予想しているのである

(つづく)

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