赤ホッピーを知っているだろうか?

一般的なホッピーは『白ホッピー』か『黒ホッピー』になるのだけれど、ラベルが赤い『赤ホッピー』という珍しいお酒がある(ホッピー自体にアルコールは含まれていないが)

ラベルが赤いのはもちろんなんだけど、黒ホッピーよりもクセが少ない白ホッピーよりも、更に呑み易くなった感じで、知ったキッカケは去年の暮れに刺繍屋さんの早川夫妻と忘年会をした時に赤羽で呑んだお店だった(ちなみにヨメさんが着ているヒョウ柄のジャケットはなんとラルフローレン。古着屋で新古品として破格の値段で手に入れたのだが、造りは当然ながら着たシルエットもカッコイイのは流石の一言である)

少なくともオレが行くお店では一度も見た事がない、初めて見る酒に驚いたのだが、緊急事態宣言の自粛ムードの中で馴染みの呑み屋でその話しをすると、マスターが探してきて取り寄せてくれた

マスターにお礼を言って「でもこの辺の店で見た事ないから、この店に置けば客寄せにも使えるんじゃない?」と言うと、マスターも仕入れるまで知らなかったのだが、他の白ホッピーや黒ホッピーよりも値段が高いらしい(汗)

「え? そうなの? 確か赤羽で呑んだ時は全部同じ値段だったよ…」と話したのだが、赤ホッピーに合わせて全体が割高になっていたのだ(汗)

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そして、高いから他のお店では置かないのである(汗)

「そうだったんだ……」と勉強になったが、ここでは他のホッピーと同じ安い値段に合わせて出してくれたので申し訳なかった(汗)

そして、週末に行く度に「赤ホッピーありますよ」とマスターの方から声をかけてくれ、割高なのに4本だけ入れてくれるようになった(なぜ4本かは、オレたちが土曜・日曜で行く場合があるので1日×2本で4本らしい)

週末に来るオレたち(ヨメさんはホッピーを呑まないのでオレ用という事になるが)の為に数本だけ仕入れ、ガラスの冷蔵庫に入れているのを見つけて「呑みたい」と言ってくる客には提供するが、メニューには書かないらしい

そして値段も他のホッピーと同じなので、お店側はあきらかに損をしてしまうはずなのだが、常連の特権なのか特別メニューを加えてもらった(汗)

そういえば高知に行くと必ず呑んでいる居酒屋で「高知ではあまり見かけない『男梅サワー』が呑みたい」と言ったら、翌日からオレたちが滞在している期間だけ酒屋さんから入れてくれるようになったが、こんな義理を受けるとやっぱり嬉しいし、今後もこの店に通い続けようと思う

呑み易くて珍しい『赤ホッピー』、皆さんも見つけたら呑んでみて下さい♡

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