*「自分ならどうする?」今回はそんな目線で読んでみて下さい(笑)

ヨメさんと馴染みの居酒屋で呑んだいつもの帰り道、2人で自宅まで歩いている最中に両手それぞれに杖をついた老人が小銭を落として困っていた

年齢は80歳を超えているだろうという老人で、オレとヨメさんの印象では85歳ぐらい。太った体型で両手に1本ずつ杖を持ちながらの状態なので、片手だけ杖を使わずにかがみながら何とか落とした小銭を拾おうとしているのだが、膝が悪いのか、かがむ事ができず、手が地面まで届かない

「大丈夫ッスか?」と声をかけると「あぁ、ありがとうございます。大丈夫です」と言われたのだが、その直後に離していた杖も倒れて地面に落ちてしまった

さすがに放っておく事もできずに手を貸し、杖と小銭を拾ってやったのだが、小銭はコインパーキングの精算機で支払いをする為に財布から取り出し、落としてしまったのだと言う

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そう、なんとこの老人、クルマで来ていてクルマで帰ろうと言うのである(汗)

両手に杖で満足に歩けない状態で、結局ヨメさんにコインパーキングの精算機まで行ってもらい、支払いを立て替えてから老人にお金だけ返してもらったのだが、自分で運転して帰るなんて正気の沙汰じゃない

「危ないって」「止めた方がいいって」とオレが何度言っても「座席に座れればあとは踏むだけだから大丈夫」なんて言っているのだが、オレの暮らす池袋では少し前に若い母子が高齢者の上級国民ドライバーに巻き込まれる悲惨な事故が起きている

断固として引き止めるべきなのかも知れないが、当然ながらオレたちにそんな権限はないわけで、警察を呼ぼうか、クルマのカギを取り上げようかとかも考えたぐらいだが、「大丈夫、大丈夫」とクルマで出て行く老人を止める事はできなかった

非常に恐ろしく感じたし、自分たちがバイクに乗っている時も歩いている時も、相当注意が必要だと思うのであった

(これはマジで危ないから皆もくれぐれも気をつけて下さい! 自分が運転してなくても本当に注意が必要です!)

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