昨日の『1500円』というブログのタイトルからの流れでこんなタイトルにしてみた

なんのこっちゃ?と思うかもしれないが、賃貸で暮らしているオレの家の家賃である(笑)

「高ッ」と思う方が多そうだが、場所は東京の池袋だ(まぁ、ブログで出てくる写真で気がついていた読者の方もいたようだが)

池袋の戸建で1軒屋の店舗物件なので、相場としては相当どころかメチャクチャ安い(汗)

実はオレは池袋に30年近く住んでいて、この周辺だけで引っ越しを4回繰り返し、ここが4回目に選んだ場所だし、全部近所なので漫画にも描いたようにココに引っ越す時にはラジオフライヤーでピストン輸送を繰り返して、最後だけロナウドに手伝ってもらったぐらいだ

なんで池袋かはとにかく暮らし易いからで、もともと勤めていた会社へ乗り替えナシの電車1本で行ける利便性の良さで決めた場所だったが、池袋というゴミゴミしたイメージと違ってかなり落ち着いた下町的な雰囲気と、都心にも郊外にも行き易い環境、バイクはもちろん電車もバスもとにかく便利という条件が揃っていた中で、暮らしているうちに首都高の入り口が新しく作られたりしてますます便利になり、離れられなくなった

池袋で10万円となると、今度は途端に「安ッ」と言われる事が多いのだが、建物自体は相当古いし、大家さんであるお婆ちゃんからは「アンタが引っ越したら取り壊すから好きに使って構わない」とお墨付きを頂いているから、入り口を壊してバイクが入れられるように2枚扉にしたり、コンクリを敷いてスロープを作ったり、ドアをノコギリで切ってロク・ロサが自由に通れるようにしている(笑)

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もともとオレの考え方として『通勤にかかる時間』というのが深刻な問題で、毎日電車で会社に通うのに、『電車に乗っているだけの時間』が1日で往復◯時間で、10日だと◯◯時間、1年間なら◯◯◯時間を電車に乗っているだけで使うという事がすごくもったいない気がして、それをお金で買えるなら家賃が郊外より割高だとしてもアリだと思った。要はプラス◯◯円で年間電車に乗っているだけの◯◯◯時間を自分の好きに使えるのなら、決して高くはないと思ったわけだ

当時の上司にはそれこそ郊外にマイホームを建てて片道2時間かけて通勤している人も普通にいたし、もう面倒だから呑みに行って会社やマンガ喫茶で泊まって週末だけ自宅に帰るような人を見てきて、オレは「(そこまでして…)」という側だったし、かといってマンションとかでお隣りさんや上の階・下の階に気を使って暮らすのも嫌だった

今の家の前に住んでいたのはアパートで、確か75000円、その前のアパートが76000円で、バイクが2台になって停める場所に困って引っ越して、2台停めれる場所を見つけたはいいけどアパートの前にカバーをかけて野ざらしだったので、『店舗物件を見つけてガレージとして使おう』になったわけだ

それこそ30歳ぐらいには家を買って長いローンを組むか、賃貸で暮らしていくかを真剣に考えた時期もあったが、震災が起きたり会社を辞めたり色んな変化が起きてみると、いつでもココを出て行ける動き易さをキープしながら、自分の気が済むまで暮らせる今の生活スタイルで正解だったと思っている

『衣』『食』『住』の3つは最低限確保しておきたい条件だが、できれば同じくらい大切にしたい理想の3つがあって、『遊(遊び)』、『便(利便性)』、『環(環境)』が、ココには揃っているからである

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