結婚してから料理をしなくなった

これでも10代から1人暮らしをしてキャンプなんかではサバイバル的な事も続けてきたので一通りの料理ぐらいはできるのだが、ヨメさんが作ってくれるようになって『ヨメさんが寝込んだりしたイザという時にうどんやおかゆぐらい作れればいいか』という信条に変わって、今は一切任せっきりである(笑)

料理こそしないがヨメさんが出してくれた料理に『もう一手間』を加える事でより美味しくなったりする事も多く、そういった+αの役割を果たしてくれる便利な調味料が今はとても充実している

例えばオレたちがよく行く高知の名産でもあるカツオは、出汁にも使われるだけあってとても旨味があり、味わい深くて美味しい

高知では1切れを大きく切って出すので、クチいっぱいにカツオを頬張った時の、クチの中に広がる旨味がとにかく格別なのだ

それと同じ事が言えるのがエビで、オレは生のエビよりも蒸したエビの方が美味いと思う(もちろん出すお店にもよるのだが)。理由はカツオと同様に、クチいっぱいに広がるエビの旨味である

他にも貝やシイタケなんかも同じ事が言えるのだが、出汁に使うような素材は、本来もっている旨味が強いのでやはり特別美味しいのだと思う

こういった素材を凝縮させて作った結晶が出汁になるわけだが、この『何にでも合わせ易い』となる『旨味』の調味料がいくつかあるわけだ

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要は『コレを足せば美味しくなる』という典型的な調味料で、代表格なら『焼き肉のタレ』、『マヨネーズ』、『ラー油』といった所だろうか。どれもが凝縮された出汁みたいなモノなので、加えるだけで料理の旨味は増すし、どれもが合わせ易い万能選手のジャンルになる

これに続くのが『ゴマ油』、『オリーブオイル』になり、続いて何でも合うわけではないが、確実に料理のグレードがワンランク上がる上級者編として『岩塩』、『ワサビ』、『山椒』、『梅肉』なんかが加わるので、1つの素材で勝負する調味料ほどコアな食材とマッチする事になるのかも知れない

例えばキャンプで寒い夜にカップラーメンなんていう時にちょっと加えるだけでまるで別モノになるぐらい美味しいカップラーメンに変化させる事だってできるし、カップラーメンにオススメなら『白ゴマ(すりゴマじゃなくて煎りゴマの方ね)』や『乾燥わかめ』だ

どちらもカサ増しレベルの『量が増える』だけではなく、風味も旨味もグッと増すので格段に美味しくなるし、この2種類は主張し過ぎないのでどの料理にも合わせ易い

それでいて乾燥しているので軽く、荷物にならないのも魅力である

まずは自宅で試してみて、キャンプなんかで是非使ってみて欲しい

複数の人数で行くなら「あ、ちょっと待って」と最後の仕上げにみんなに加えてあげればヒーロー間違いなしである

ちなみにキャンプのネタなら殆んどの人が焼き肉は作るメニューなので、酒なんかを呑む紙コップを使ってオリジナルの焼き肉のタレなんかを作ると相当評価が上がります(笑)

ベースはみんなが使う焼き肉のタレだけど、『+塩こしょう』、『+おろしニンニク』、『+ラー油か豆板醤』を少量加えるだけで焼き肉屋さんのタレに匹敵するメチャクチャ美味いタレが作れる

賢いヒーローのなり方としては、荷物にならないチューブ型のおろしニンニクと豆板醤はスーパーでも簡単に手に入るので自前で持っていき、焼き肉のタレと塩コショーは現地で食材と一緒にみんなで買わせる事

用意した材料で食べようとする流れの中で颯爽と味変となる特別な焼き肉のタレを作ってやれば、アナタの株もバク上がりです(笑)

尚、オレ一番の推しはワサビと醤油。どちらも荷物にならない小さいサイズが手に入るし、脂っこい焼き肉が別モノに変わります。お試しあれ☆

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