生まれ年も星座も血液型も一緒なのに
全く正反対な私の旦那さんである渡辺シゲアキという謎男の生態を
ヨメの目線から分析。

渡辺シゲアキ
都内育ち・男子校出身・アウトドア派

ヨメ
東北育ち・女子校出身・インドア派

●リメイク魔

旦那さんはオリジナルイメージが湧きやすい体質。
なので、買い物で出会ったものはリメイクされることが多い。

「お。コレカッコイイ!」と買ったビンテージのカバンなのに、速攻でBasic Tracksへ持ち込み肩掛けベルトをつけてサイドが開く仕様に作り変えてもらったり。
「イイかも」とイベントで買った新品の財布にガンガン穴を開けてコンチョとウォレットチェーンつけたり。
新品のビルケンにカッターで模様をつけて染めてしまったり。
最初から加工する前提で購入している。いや、元々材料としか見ていない、とも言える。

バックルやアクセサリーはGarciaで他のパーツを鑞付けしてもらってすっかり変わっているし。
女性用の麦わら帽子は、飾りを外してドクロのバンダナを巻いてダンディなメンズ仕様に変わっちゃってるし。
もふもふしたギャル風ベストは裏返して猫の寝床になっちゃってるし。
伝票差しがシンク棚に横付けされて、今では食品トレイ差しになっていたり。
ドンキの歯ブラシキャップがウインカースイッチのライトになるなんて誰が想像するだろうか…
この人の頭の中はいったいどうなっているのだろう?と不思議になるくらい通常の使い方をしない。完全に斜め上!

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そしてリメイクは自分自身でも行います。
とにかく「思いついたらやってみたい」という気持ちが強いのだと思います。
成功・失敗に関わらず…
だから家には合羽橋やら浅草橋で買ってきたパーツもいーっぱい!!!
ガサゴソ探せば何かしら出てくるというドラえもんのポケット状態。

初めて問屋街に行き
壁一面に小箱が並んだ極狭の問屋に連れていかれた私は、
普段とはちがう「お買い物」風景に固まったものでした。
「これはいったい何に使うものなの??」「見てて何が楽しいの??」
ミリ単位の大きさ違いのパーツの箱を、慣れた手つきで引き出し真剣に探している姿は、これまた「あなた何者?」って感じです。

「売っているものをそのまま使う」という「普通」に慣れていた私には、
なかなか衝撃的(刺激的)な世界なのでした。
まだまだ私の頭はカタイのです。

*ダンナの感想*

オレにとっての『普通』がヨメさんにはとても理解しがたい典型的な例の1つかも知れません(汗)。いつからなんて解らないぐらいずっとそうやってきたし、ブログでもたまに取り上げる『モノの価値』について、既製品にちょと手を加える事で「ドコで買ったの?」と聞かれるような、何倍にも化ける時があります。

そして自分のアタマの中にあるイメージに向かって夢中になって目指す事と、それが完成した時の達成感と喜びが全て加わって、究極の『解ってもらえたら嬉しいけど最悪解ってもらえなくてもいい』という自己満足の世界にいるからなのかも知れません(笑)

オレはバイクに限らず服もバッグも財布もアクセサリーもジャンルは問わず、それこそ自宅に自分で造った家具すら両手で収まらないぐらいの数がありますが、そうやっていくと工具はもちろん金属パーツや業務用のボンド、両面テープといった特殊なモノも多くて、ヨメさんが「ジッパーが壊れた」だの「ココを切って広げたい」だの言ってきても大抵の対応ができるようになりました

今までの体験からの工夫なんかもその度に活かされていくので、道具や材料以外の『自分の引き出し』も自動的に増えていっているように思います(笑)

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