バッグと言えばすっかり忘れていたのだが、少し前に中古のバッグを買っていた

コーチの女モノでサイズも小さいからか¥2.000という破格の値段に食いつき、ヨメさんではなくオレが使おうと思ったのだ

実は昔のコーチは『オールドコーチ』と呼ばれて古くても人気がある。理由は丁寧になめした革を使ってしっかり造られているから流行さえ気にしなければ味が出て長く使える事で、人気がない小さいサイズだから安かったこのカバンを、オレはメディスンバッグとしてリメイクして使おうと思ったワケだ

ハーレー乗りなら知っている人も多いかも知れないが、メディスンバッグとはインディアンが薬や噛みタバコを入れて持ち歩いていたバッグの事で、バイクに乗るのにタバコや携帯、財布ぐらいを入れる容量にはピッタリなのである

だからペッタンコなデザインが逆にオレの目的にピッタリで、それでいてマチもしっかり作られているから、ペッタンコ+αの容量がちゃんと収まる。この小さい技アリのワンポイントが結構重要なのだ

クチを広げるとジッパー付きのポケットが別に付いていて、こういう造りも単純なメディスンバッグより1つ上をいっているぐらい丁寧である

内ポケごと引っ張り出せば二重のフタにもなる。バッグ本体の深さは充分あるので走行中に中身が出る事はなさそうだが、心配なら内ポケを出せばより落ちにくくなるわけだ

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コーチは財布なんかにも使われている手法なのだが、革なのにヘリ部分だけをもう一枚別の革で縫ってある。革なら切りっぱなしでも問題ないし、面取りがしてあるだけでもマシなのに造り込み具合がハンパじゃない

ちなみに参考までに昨日のバッグの写真。革のヘリ部分は切りっぱなしでもホツれてこないので、そのままにしている場合が多い

これが合皮になると徐々に革が痩せていくといった味や表情はなく、いきなり破れるし破れた所からホツれてくるわけで、ヘリ部分はそのままではホツれてきてしまうのでお互いを1度折ってから縫い合わせる必要がある

女モノでベルトが短いのでマックスまで伸ばしてちょうど良いぐらい。革問屋がある浅草橋まで行って、同じ幅で長い革ベルトだけ切ってもらって買ってきて、自分でポンチで穴だけ空け直せばグッと使い勝手が良くなる。ココをリメイクしたい

どうせならメディスンバッグのようにコンチョでも打つかと思いつつ、昔はシルバーのモルガンダラーコンチョなんかを使っていたが、真鍮製のゴールドで統一しても良さそうだなとも思う

そうするとベルトの金具もシルバーではなく真鍮に変えたいのでモッチーの店にお願いする事になりそうだ

まずはベルトを買いに、浅草橋へ今度行ってみようと思う

結果をまた報告します、乞うご期待(笑)

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