緊急事態宣言で日本中が自粛ムードになって、経済も大打撃が出るなんて言われているが、少し前の水曜日にコンビニに行った時、月曜日発売の少年ジャンプが結構な数で売れ残り、積まれたまま並んでいるのを見て驚いた

学校も休校、大人も通勤しなくなって、売れないのだ

ずっと学校が休校になっている状態で、授業を取り戻すには夏休みも冬休みも無しで、土曜日も授業、それどころか日曜日も何日か出ないと授業日数が足りないらしい

こどもたちにはとんだ災難だが、そうなると自粛が解禁になったところで今後は休日や連休の行楽地に家族連れが減る可能性が高い

こどもたちが学校なのだから、それこそ夏休みやお盆の里帰り、帰省なんかも去年のようにはいかなくなるだろうし、そうなると今ガラガラの新幹線や飛行機も、自粛が解禁された所で元どおりとはいかない気がする

企業がテレワークを推奨しているがこれは自粛ムードに関係なく今後も進むだろうし、在宅ワークになっていけば基本給は下がるように思う。最低限の基本給にプラスして完全出来高制にでもしないかぎり、社員が仕事をしているかなんて管理しきれないからだ

企業は基本給は下げつつオフィスを借りる家賃も不要、社員1人1人に交通費を毎月支給する必要もないのだから、テレワークの流れは進みそうである

そうなると通勤ラッシュも減るが鉄道も乗客が減るし、バスやタクシーの利用者も減る。それこそビジネスホテルの利用者や居酒屋、カラオケ、キャバクラなんかだって、客が増える要素は見当たらない

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通勤がいらなくなるという事はスーツも着なくなるし、スーツ離れはますます加速するだろう。スーツを着なくなるという事は革靴もカバンもコートもいらないのだから、紳士服を取り扱う店や靴屋、カバン屋だって厳しくなる

中小企業がバンバン潰れれば借金を抱えた人が増え、負債を引き継がせないために離婚するなんて家庭も増えそうな気がする

若者たちが遊ぶヒマもなくなって勉強ばかりか、オンライン授業で外に出なくなれば、盛り場やファッションどころじゃないように、服飾関係の業種も非常に厳しくなりそうだ

もともと少子化で人が減っていく中で色んなお店がバンバン潰れていくような気がするし、そこにドローンや自動運転なんかが加われば、物流業界も時間の問題な気がする

ミュージシャンがiPodの出現でCDが売れなくなってライブで稼ぐようになったように、時代の流れで淘汰されていく職種が今回の感染病騒動のおかげでイッキに広がっていく気がするのはオレだけだろうか

『どうなるか』を予測し『どうするか』を考えておく必要があると思うし、オレが感じる確実な対策のひとつは、『家族と支え合う』事のようにも思う

どう乗り越えるか?の荷物はひとりで持つより少しでも多くで分け合った方が軽い

助け合う気持ちと大切にする想いは、今こそ大事にしたい

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