近所のお米屋さんが潰れてしまった

ヨメさんに教えてもらったのだが、町のお米屋さんは個人よりも居酒屋さんとかのお店に卸している売り上げが大半だというからなるほどと思ったし、そういう影響で閉店に追い込まれるケースもあるのかと勉強になった

オレは自宅で仕事をしているから普段外にも出ないし、漫画家というのは今回の影響とは無縁の職種なのでまだ良い方なのだが、ヨメさんの会社も出勤する日が減ったり残業が減ったりしている

夫婦2人で自宅で過ごす生活が長いと、まるでネコにでもなったようなタイムスケジュールで『眠くなったら寝る』だし、目が覚めて「(2〜3コマぐらい描き進められそうだな…)」なんて思って1人で起きてガレージで仕事を始め、「(ダメだ、やっぱり眠い)」なんて止めたりするのだから、かなりグダグダな生活である(汗)

そういう日もあれば、2人で起きていて夜中に「コンビニでも行く?」になって、でも着替えるのも面倒くさいので結局止めて、ヨメさんに夜食を作ってもらって朝方に寝たりなんて日もあるのだから、本来ちゃんと決めた時間で活動した方が良いと解っていても、今まで当たり前だった『それはダメ』という考え方自体が変わってきているのかも知れない

昭和生まれのオレは子どもの頃の教育は厳しくて、食事は家族全員揃ってからだったし、食事の間はTVも禁止、中学生になるまでは正座だった

ワケのわからんルールだらけだが、昔はそれが当たり前として教えられていたし、それを教え込まれなかったからどうというわけでもないとも思う(実際そんな厳しい教育を受けようが結構メチャクチャな事をしてきたので:汗)

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それと同じじゃないが「昔は電車で会社に行ってたよなぁ」と思うのが今のオレで、ガレージで仕事をしながらヨメさんはリビングで別々に仕事をし、たまに気晴らしにリビングへヨメさんやネコをからかいに行ったり、「ゴハンだよ」と呼ばれたりしている

昔からの当たり前が変わっていくのはある意味『淘汰』でもあって、それも自然の摂理なのかも知れない

ただ、感心するのはロクとロサのネコたちで、オレたちの変わっていく生活スタイルに見事に付き合うというか、起きていれば近くにいるし、「寝るよ」と声をかければ全員が2階に行って1つのベッドで寝る(汗)

当然強制でもないのだから好きにすればいいのだが、なかなか大したものだし、オレたちがやっぱりネコ化してきているのかも知れないのだった(笑)

*↑ロサは空き段ボールがあると100%入る。入った所で何をするわけでもなく固まっているから、いつも「(……何がしたいんだオマエ)」と思う(汗)

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