沼津旅行を終えて

去年のGW以来、1年ぶりに沼津に行ってみて改めて魅力のある街だと感じた

東京から2時間という距離で、こんなに遊べる場所がたくさんあるというのはとても素晴らしいと思うし、是非また行きたいと思う

オレが酒を呑むという前提だからかも知れないが、呑めない人でも美味いモノはいっぱいあるし、オレも「（白メシと食いたい…）」と思うようなメニューがたくさんあった

足を伸ばせば海岸線をずっと走って綺麗な景色を観る事だってできるし、リジッドのハーレーのハンドシフトじゃ少々シンドイが、サスペンションがあるネイキッドやオフ車なら無敵だろう（事実オレは風乗りジョニー号で行った事もあるが、峠は無敵だった：笑）

ダニエルたちが沼津インターそばの健康ランドで1泊だけして呑んで泊まっていた話をしたが、楽しみ方はそれぞれ違えど選べる遊び方は実に豊富だと思う

沼津というのは不思議な街で、一つとなりの三島という駅には新幹線が止まるものの、沼津にはそういう電車は止まらないし、それこそ昔は新宿からロマンスカーという直通電車が出ていたのだが、廃止されてしまった（汗）

それなのに駅前には実に多くのビジネスホテルが立ち並んでいるし、なのに街の周辺には人を見かけない（汗）

知り合いに聞くと箱根へゴルフに行くための拠点として利用するか、どこかの企業が仕事で利用する事が多いという

オレたちが呑みに行った知り合いのバーで「お客さんが減って大変だ」と聞くし、でも帰りに店を出ると、3件隣りの焼き肉チェーン店には店に入れず外で並んで待っている家族連れやカップルなんかがいたりもして「（深夜なのに…）」と思いつつ「（なぜこんなに魚が美味いのに肉を食うのだ！）」と思ってしまう（笑）

解りやすくまとめるなら『人をみかけない』『宿泊施設は豊富』『魚が美味い』『魚の店は閉店して焼き肉屋が流行る』というチグハグだらけな街なのだが、それが面白いし、美味しいし、楽しいのだ

そのウラにはきっと『人の温かさ』があって、オレがよく訪れる高知にも似ている

多分きっと他でもこういう場所はあるのだろうが、これがなかなか厄介で、仲良くなってしまうとその土地だけで手一杯になってしまい、オレは『短い休みなら沼津』、『長く休めるなら高知』を使い分ける事で精一杯だ（汗）

昔から行っていた居酒屋2件が閉店していた話をしたが、それ以外でも4つのお店が閉店しているのを見た

これでも昔は丸井や西武なんて大手デパートが入っていたぐらいの街なので、それから見ればやはり衰退していってるんだと思う

東京から2時間という近場でこれだけ魅力がある街なのだから、バイクに乗る人なら是非行ってみて欲しいし、酒が呑めるなら1泊でも泊まりで行って現地の美味い料理を味わってみて欲しい

オレたちが桜を見に行く際に通過した土肥にはキャンプ場があって、去年独立記念キャンプが延期になった際にロナウド、ダニエルと行くつもりだった（出発早々ロナウドのショベルが故障して行けなかったが：汗）

例えばキャンプで1泊して、翌日は沼津のどこかのホテルでもう1泊して風呂に入って呑んでも楽しいだろうなと思う

もちろんオレもまた、必ず行くつもりだ（笑）