沼津珍道中2020　〜5〜

沼津旅行2日目の夜、再び街へくり出した。昨日行った2件の知り合いのバーにも行くつもりだが、最初の1件目はやっぱりツマミが充実した居酒屋で呑みたい（笑）

なので昨日知り合いのバーで教えてもらった、閉店した居酒屋が新しく始めたというお店に行ってみる事にした

焼き鳥屋だと言われて「（焼き鳥は東京でも食えるんだよな…）」と思ったが、刺身なんかもあるらしい。店の外にも刺身のメニューが書かれていたので入ってみると、前の店の面影こそ感じなかったものの、やはり料理のメニューは確かに昔のお店と同じ、センスを感じられるものばかりだった

お通しとして出てきたのはタラとイカを海苔で和えて天ぷらにしたもので、塩で食べる。初めて食べる料理だが、斬新でとても美味しい

『焼きそらまめ』なんて酒呑みには非常にソソられるメニューもあった

中は焼きたての超アツアツで持てないぐらいの空豆に、少しだけ塩をつけて食べる。ホクホクでとても美味しい

『アジのユッケ』。コレも美味かった……。新鮮なアジが獲れる沼津ならではのメニューかもしれないが、生臭さも全く無く、出汁・ゴマ・タマネギ・きざみ海苔と卵がベストマッチで、白メシに乗せて食べたいと思うぐらい美味しい（笑）

こういう料理のセンスはやはり前のお店と同じで、有名ホテルの板前さんだっただけの事はある。この日はたまたま空いていたのかも知れないが、予約なしで入れるようになったのならむしろお店が変わって良かったのかも知れない

焼き鳥屋だから焼き鳥もきっと美味しいのだろうが、それはまた今度にしてやっぱり魚を食べたい（笑）。なので『サバの塩焼き』を頼んでみたが、これも白メシが何杯でも食べれる美味さで、日本人で良かったと感じる瞬間だった（笑）

『エシャレット』も好物で、クチ直しにもちょうどいい。マヨネーズと味噌を半々で混ぜて食べるのは斬新で、この食べ方の方が美味しいと思った

主力選手だった『のぎ』が閉店してしまい、これからどうしようかと思ったが、全然アリの新しいお店を発見できた

実はこのお店とは別に、他にも2件の店を教えてもらっていたのだが、最初に選んだこの店をヨメさんがとても気に入ってしまった（汗）

「明日も来よう！」というヨメさんと「でも、別の店も一応行ってみた方がいいんじゃないか？」と言うオレで議論が進み、とりあえず知り合いのバーにお礼の報告へ行く事にして店を後にするのだった