長寿アニメで有名なサ◯エさんで作画ミスとして話題になったのが、リビングでの一家団欒の風景の中に置かれた、液晶テレビだった

平成どころか昭和からの人気アニメなのでテレビもブラウン管でずっと描かれていたのに、ついに辻褄が合わない時代の歪みが出てきてしまったわけである

実はオレも時代背景的に当てはまらない為に描けなくなったネタがあって、オレの場合のアイテムはガラケーだ

最初にオチを明かしてしまうが、毎年夏のUTCでオレたちは1つの大きなテントで寝ていた

マンガでも描いたとおり、ある年に海の家のオッちゃんが海辺で使う為にレンタルしているチューブベッドを人数分タダで使わせてくれる事でオレたちのキャンプは劇的に改善されるわけだが、そんな中である事件が起きた

真夜中の3時頃、テントの中でみんなで寝ていると突如ゲイリーの携帯のアラームが鳴り出したのだ

夜中の3時である。それまで焚き火を囲ってみんなで呑んで、寝たのが1時過ぎぐらいだから眠さもマックスで、不快感がハンパない事態なのだが当の本人であるゲイリーは全く起きない(汗)

ほぼ間違いなくゲイリー以外の全員は起きていて(後にロナウドからもウラを取ったので間違いない)、全員が「(うわ、めんどくせ〜……)」と思うと同時に「(誰かが起きて止めるだろう)」と寝たフリをキメ続けていた

オレはちょっとうるさそうな素振りで寝返りをうって背を向ける事でやり過ごしたのだが、夏の静かな夜の山の中で不自然な金属音が延々と鳴り続けていた

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そんな状況についに痺れをきらしたのがダニエルで、ダニエルはゲイリーの真横で寝ていたのでさすがに耐えられなかったのだろう「おい、ゲイリー、起きろよ! 携帯鳴ってるぞ!」と、何やらゲイリーを起こそうとする動きが聞こえ始めた

「起きろって、オイ!」と声を荒げるダニエルを背中で感じながら「(お、ダニエルが起こしたか、よしよし……)」と思っていたオレたちだが、ゲイリーは一向に起きる気配を見せない

その間アラームは延々と鳴り続けるばかりで、ダニエルのイライラは増す一方である

すると突然『ガサッ、ガサガサッ!』と音が聞こえ、どうやらダニエルがゲイリーを起こすのをあきらめ、ヤツの携帯を探してアラームを止めようと試みた

オレたちは寝たフリを続けながら「(おっ、いいぞいいぞ)」「(っていうか、気がつくのが遅ぇーよバカ)」ぐらいに思っていたのだが、次の瞬間ダニエルが「チッ!………ロックかかってるよ」と、つぶやいた

それがどうにもツボにハマッて寝たフリを続ける事が困難だったのだが、間髪を入れずに『バンッ!』という音がして、ダニエルがゲイリーの携帯のバッテリーを外し、外に投げつけたのだ

なんとか寝たフリを続けたが実は大爆笑状態で、翌日みんなに聞くとやっぱり起きていて、みんなが一部始終を聞いていたのだが、今の時代に当てはめて描くとなるとスマホでバッテリーを外す事はできない

コレはガラケーじゃないと成立しないネタなので、もったいないエピソードではあるのだがお蔵入りになってしまったのである

そして、ゲイリーのこの事件には『前』があって、その事件も非常に面白い。今日のお蔵入りになった話につながる事件を明日説明したいと思う

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