生活くさい話で申し訳ないのだが、オレは普段仕事中、自宅で作った烏龍茶をずっと飲んでいる

黒烏龍茶と呼ばれる、ちょっとお高い烏龍茶だが、それをお湯で作ったものを2Lぐらいのポットに移して冷やしたもので、仕事以外でも自宅で飲む酒は大抵それで作ったウーロンハイだ

烏龍茶を作るのにお湯を沸かせて保温もできる電気ポットを買ったのだが、これがかなり便利で、シンプルな機能しかない3000円程度の物を選んだ割には、簡単に烏龍茶を作れるので重宝していた

そんな電気ポットがいよいよ壊れてきたのか、押すと出る『ポンプ』がおかしくなってきて、お湯を出すのに何度も何度も押さなければならなくなり、カップラーメンやコーヒーを飲む程度なら不都合には感じないのだが、2Lの烏龍茶を作る為に押さなきゃならないポンプの数が面倒になってきた

ヨメさんに「いっそヤカンで沸かして作った方が早いんじゃないか?」と提案し、ワンアタックで沸かして烏龍茶を作ってみたのだが、確かにポンプを何度も押して作るよりも手間がなくて簡単だったものの、とてもマズくて飲めなかった

烏龍茶に薬というか消毒液のような味が混ざって舌を刺す感じがするのだ

最初は自分でも信じられなくて、もう一度キッチンでヤカンで沸かし、ソムリエのように飲み比べてみたのだが、やっぱりマズかったので全部捨てたぐらいである

『水』が不味いのだ

思えば電気ポットには冷蔵庫に入れてある『BRITA』という浄水器でろ過した水を使っていたのだが、ヤカンに蛇口から直接水道水を入れて沸かした状態だと、とてもじゃないが飲めるシロモノじゃなかった

ろ過している水を使っている事はオレも百も承知だったのだが、ヤカンとはいえ「(沸騰して煮沸させて使うのだから大丈夫だろう)」と思っていたし、実際沸騰させて使っているのにこんなにも水が不味いとは思わなかった

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例えばナチュラルスチールワークスがある群馬県の高崎に遊びに行くと、田邊さんが色んなお店に連れて行ってくれてご馳走してくれるのだが、麺類が非常に美味しくて、ラーメンのスープだけど麺はうどんだったりするメニューは、「(こんなに合うのか!?)」と目からウロコだったし、四国一周なんかすると、香川県のうどんにしても、高知県のラーメンにしても本当に美味しい

以前ブルに「東京のラーメンは不味い」と言われ「は?何言ってんの?激戦区で有名じゃん」と理由を聞いてみると「水が不味いんだよ」と言われたので「ナニ気取ってんだよ。沸かして使ってるんだからそんなワケないだろ?」と言い返したのだが、確かにその通りだったのだ

歯を磨いたりは水道水を普通に使っていたのだが、飲料として飲むわけではないので全然気がつかなかったが、海外で『日本は水道の水がそのまま飲めるからスゴイ』なんてニュースを聞くが、少なくても東京ではそんな事ないような気がする(汗)

烏龍茶でもハッキリわかる、あの消毒液臭さはそれぐらい衝撃だったし、活性炭のBRITAでろ過するだけで、ここまで違うというのは驚きだった

そして、今まで気にしてなかったのでロク・ロサたちには普通に水道から入れた水を与えていたのですごく反省した(汗)

たかが水、されど水なのであった

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