長く使い続けてきたバイク用のインカムが壊れてしまった。5〜6年は使っただろうか、それこそ四国一周からバイブズミーティングから、真夏の猛暑からゲリラ豪雨まで酷使してきて、いよいよ寿命というか、充電しても充電されないようになってきてしまったのだ

お店に聞くと修理よりも買い替えた方が便利で、性能も上がっているし金額も変わらないらしい。今年の夏までに新しいインカムが必要になってしまった(泣)

ダマシダマシ使ってきたので皮膜が破れて中の配線が出てしまっている箇所がいくつかあって、どうせ買い替えるのならこのまま壊れてもいいから直してみようという事になった

こういう精密機械というのはよく解らないのだが、バイクの配線なんかと同じじゃないの?「だったら別に綺麗につなぎ直せばいいだけじゃん」これがオレの正直な所。こういうチャレンジ精神は大事なのかも知れないが、ウィンカーの交換に4ヶ月もかかったぐらい、空回りする事も多い

付け根部分の皮膜の破れは、付け根で折れてしまうからだ。根元が弱いのなんて言うまでもない。参考までにマキタの電動ドリルを上げておくが、配線の付け根部分は折れないように長めに別のゴムでコーティングしてある。流石だ

だからこの前交換したオレのウィンカーも付け根部分だけはゴムでコーティングして組んでいる。交換前のウィンカーも折れた部分がやはり皮膜が破れて配線がムキ出しになっていたからで、事前にこういった処理をしておく事で長く使えるし余計なトラブルも減ってくる(このチェーンとスプロケットに緩衝しない絶妙なクリアランスにかなり手こずった。リジッドフレームだから可能な位置である:汗)

話がそれてしまったが、同じようにゴムのチューブを使って付け根の部分を補強する。使用する材料は毎度ながらガレージにあるガラクタ、余り物だ(笑)

スポンサーリンク

片側はクチが広がり易いように半分切った

セットするとこんな感じ。ゴムを押し込めば、中の配線が根元で折れる事はない

太さの違う圧着チューブを三段階に通す。太いのだけでは余ってしまうためで、これで少しずつ本来の配線の太さにしていくわけだ

熱で炙って圧着させれば無事完成。綺麗になったし折れる事もない

配線をつなぎ直すのだがここでビックリ。よく見ると中の配線が青・赤・金と色が別れている……「(え! 1本じゃないの? それぞれにつながなきゃダメって事?)」よく解らないが、さすが精密機械といった所か(汗)

爆弾処理班のように青=青、赤=赤、金=金でそれぞれをつなぐ。もともと極細の配線の上に更に3色に別れているので、とても細かい作業で大変だった(汗)

ハンダで固定し、表面を圧着チューブで覆えば作業終了。何をやってるんだオレは……

さて、無事使えるのかどうか……報告は明日のお楽しみです(笑)

スポンサーリンク