もう、漫画のネタどころか、キャラクター的に超ピッタリで、本来一番登場させたい人物である『ミスターX(仮)』は、ワケがあって出せない(と、オレは思っている)

それはこの男の職業が理由で、なんとマル暴の刑事なのだ

ガチの本モノの刑事で、しかもマル暴という事で、見た目はまったくカタギには見えない(汗)

「(なんでそんなヤツがハーレーに乗ってんだ?)」になるワケだが、バリバリのハーレー乗りで、オレの記憶が正しければアーリーショベルからスタートし、ツアラーになり、今はリジッドショベルに乗っている(しかも直管のサイレンサー無しなので超ウルサイ:汗)

派出所の交番勤務から機動隊に入って暴力団対策本部の刑事というのだから、ホントの叩き上げで身体も規格外だし、キックを踏んでるうちにハンドルは曲がってきちゃうわ、キックアームは折るわ、ガタイが良過ぎてライダースの前のジッパーが届かず、48インチの巨大サイズのライダースを買って、そうすると腕の部分が長過ぎて余るので、袖だけを短くカットした特注サイズを着ているぐらいである(汗)

とにかくネタが満載で、ヨメさんが超・美人の典型的な美女と野獣でもある(笑)

でも自分の家にヨメさんの両親を呼んで一緒に生活しながら、ヨメさんの妹さんとその子供(シングルマザー)まで呼んで一緒に生活している(汗)

自分の家なのに全員がヨメさんサイドの身内という『逆マスオさん状態』という構図になるワケだが、本人は「ニギヤカでいいんです」とケロッとしている度量の広さを持つ、凄いヤツなのだ

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そんな仕事なので世間が物騒になればずっと仕事になって全然遊べなくなるし、アメリカの大統領や要人なんかが来日しても忙しくなる

ゴリゴリのタテ社会なので酔っ払っても正体を失くすような酔い方はしないし、年齢的にはオレより年下なので目上の人間を必ず立てる。呑んでいた焼酎が切れて自分で作ろうとすると「オレがやります」とサッと動いてくれる。でも酔っ払ってるから酒をかきまぜるマドラーが見つからなくてグラスに指を突っ込んで混ぜたりして「今、指でやったよな?」「見てました?(笑)」なんて事をやる、憎めないヤツである(笑)

ホントに漫画にピッタリのキャラクターなのだが、ヨメさんから「何が繋がって迷惑かける事になるか解らないからマジで止めた方がいい」とストップをかけられている(汗)

一応ミスターX本人からは「別に構わないッスよ」と了解を得ているのだが……その言葉に甘えていいものか、判断が難しいところだ

*ちなみにヤツは、以前ハーレーに乗っていて車にはねられるというひき逃げに遭い、犯人は老夫婦だったらしいが自分でバイクを起こして追いかけて捕まえて、自分の怪我の治療は仕事に支障が出るからと人身事故ではない物損事故扱いにして、バイクの修理代だけを請求したというリアルターミーネーターみたいなヤツだ(汗)

(眠れる獅子シリーズおわり。こうしてみると既存のキャラクターを含め仲間に恵まれている事を改めて感じるし、『漫画にしなさいよ』という神の声すら聞こえてきそうなのであった:笑)

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