風乗りジョニー号の修理というか、プチカスタムである

穴の開いたスポンジと、それを切ったモノだが、なんだか解るかな……

コレ、ギアを替えるペダルにかぶせているカバーで、破れてきたので交換をしたのだ

もともと夏にビーチサンダルで乗ったりすると、足の指が痛くなるのでクッションとして使っていたのだが、季節に関係なく、履く靴が傷まないのでとても便利なのである

ハーレーはハンドシフトに変えているので『踏む』しか動作がないため、靴の底しか傷まないのだが、通常のバイクはこの『シフトチェンジペダル』で『踏む』&『上げる』の動作を繰り返すため、実は左足のつま先だけがかなり傷む(右足はブレーキで踏むだけ)

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それこそ20歳ぐらいの時にウエスタンブーツを買ったのだが、当時は全身バリバリのウエスタン&インディアンジェリーだった為に、フンパツしてパイソンというヘビの革のブーツを買った

トニーラマという有名ブランドで、高校の時はジャスティンというメーカーの安いブーツを履いていたオレにとっては清水の舞台どころか、ナイアガラの滝からアタマからダイブするぐらいの決断で、値段も当時5〜6万したと思う

遂に手に入れた念願のブーツだったが、これがシフトチェンジペダルのせいで、左足がすぐに破れてしまった

ここで初めて学習するわけだが、ヘビ革は薄くて弱い。子供の頃にヘビの脱皮をした革を見つけて喜んだりしていたが、ペラペラどこらかヘラヘラの薄っぺらさで、バッグや財布、ブーツなんかに使われているヘビ革は、牛革などの厚い革に貼って使っているのだ

おそらくトカゲと呼ばれるリザードやクロコと呼ばれるワニ革なんかは別なのかも知れないが、そもそも『モノになる前の生き物の状態』をイメージしてもらえば解るように、そんなにブ厚くて丈夫なはずはなくて、ヘビ革なんて摩擦や緩衝する動作には全く向かないのである(ちなみに、ウエスタンブーツがそもそもバイク用ではないし、装飾がされたウエスタンブーツは『ロデオ』なんかの大会で魅せる為の衣装。本当のカーボーイはペコスブーツのようなシンプルな形が主流である)

話がそれてしまったが、そんなわけで左足のつま先を守るのも結構大事で、バイク用としてコレ用に売っているモノもあるのだが、こんなの200〜300円程度のスポンジで充分だし、長さを合わせて切ったものをずっと使っている(笑)

引っこ抜いて新しいのをネジ込むだけなのでカスタムとも言えないレベルだが、目立たず乗り易くなるのでオススメである(笑)

試してみる方はスポンジも各サイズがあるし(東急ハンズやホームセンターで購入可能)、バイクのチェンジペダルの太さもそれぞれ違うはずなのでご注意を

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