稲妻フェスティバルで財布を買いました

もともと財布が欲しかったわけではないのだけれど、ずっと使っている財布はかなりゴツく、コレはコレで気に入っているものの、仕事を辞めてフリーになってから、要は『通勤』をしなくなってからは、財布を持って外に出る機会自体が減っていて、それこそ近所の歯医者とか、タバコを買いに行くとか、散歩がてらに呑みながら歩くとかにここまでゴツイ財布は邪魔でもあった

そんな時に見つけたこの財布は、マネークリップでお札を留めるシンプルな作りで、カードを入れるポケットなんかも必要最低限。簡単な造りなので必要に応じて財布の中身だけを移して使い分けるのにピッタリだと思ったのだ

値段も3000円で「(安ッ!!)」と食いついたのだが、売っていた財布のお札を留めるクリップの金具は、写真の真鍮製ではなく、銀色のメッキのタイプが着けられていた

こういった金具の問屋街に足を運んで材料から買い集め、モッチーにカバンを作ってもらったりしているオレは、この金具がただ差し込んであるだけのしくみである事を知っていたので、同じく売られていた別の財布の、この金属部分が真鍮になっている金具を抜いて、取り替えっこしてくれるなら買うと店主に交渉したのである(笑)

店主が許してくれたので買って帰り、留め金がボタンだけだったのをガレージにあった余り物でデコレーションする事にしたのだが、「(3000円なら失敗してもいいや)」と思ったものの、その製作過程を写真に撮るとホントに失敗しそうなので写真には撮らなかった(笑)

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昔ハーレーのオープンベルトのベルトガードに飾ろうと思ってガルシアの坂本さんに作ってもらったものだが、サイズがちょうどでドンピシャどころか、ギリギリのサイズで、財布の革の厚みとパーツの厚みもピッタリである

ただ、問題はもともとバイクのベルトガードに取り付けるために造ってもらったモノだったので、頑丈さを重視し『足』となるボルト部分が5カ所も用意してあった。財布にこの5本の足を寸分狂わず穴を開ける必要があって、革にギュウギュウに押しつけて『跡』を残し、ベルトの穴を開けたりするポンチで穴を開けたのだが、元々あったボタンに近い箇所だけがどうしても浮いてしまい、ボルト2カ所だけは革を2枚、3カ所は革が1枚の箇所と、厚みを変える事で完成させた

シンプルなマネークリップの財布の割には、ウォレットチェーンを付ける為の穴と丸カンも付けられていたので、これも活かす

幸い元の財布で使っているウオレットチェーンも黒い革なので、これはこれで違和感なく活かせた(笑)

とても3000円には見えないでしょう?(笑)。充分な仕上がりである

これからはバイクに乗る時と近所を出歩く時とで使い分けようと思う

革なので使い込んで味が出て来るのが楽しみである

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