稲妻フェスティバルに行った時に、シャトルバスで移動するぐらい遠い駐輪場にバイクを停めるのが嫌で、赤レンガ倉庫近くの一般の駐輪場にバイクを停めた

駐輪場は日曜日だった事もあって稲妻フェスティバルとは関係ない、ハーレーじゃないバイクばかりの満車状態で、着いた時には「(やっぱり無理か…)」と諦めたのだが、バイクから降りたヨメさんが駐輪場の奥に1台だけ停めれるスペースを見つけ、「奥に1台停めれるけど、ここまで入ってこれる?」となった

国産バイクや原チャリでギッシリ埋まった駐輪場は中に入って行くのも大変だったのだが、下手をすると帰りに出す方がもっと難しい気がしたので、バイクをアタマから入れず、ヨメさんに後ろを引っ張ってもらいながらバックで押しながら入って行き、無事停める事ができた

稲妻フェスティバルの帰り、駐輪場に戻るとまだ明るい時間帯だったせいか、1台も帰っていないような満車状態のまんまで、駐輪場はいっぱいだった

そんな時に高年式の新しいハーレーに乗った、小綺麗な男性が1人駐輪場に入ってきた

ギッチギチに埋まった駐輪場を見渡して諦めて引き返そうとする男性を小走りで追いかけ、「オレらもう帰るから、10分ぐらい待てるなら1台空くゼ?」と声をかけると「ホントですか?」と喜んだ

とりあえずオレのバイクを先に奥から出すと、オレのハーレーを見てそこで初めてオレもハーレー乗りだと解ったようだ。ただ、新しいハーレーに乗るその男性は、あきらかにオレのハーレーよりデカイ

男性に「多分アタマから突っ込むと、出る時大変だと思う」と伝え、「オレが後ろを誘導して引っ張るから、バックで入れた方がいい」と話し、ヨメさんにやらせると他のバイクにブツけたり何かあった時にマズイので、オレが後ろを引っ張る形でオレが停めた時と同様に、奥の駐車スペースまで押しながら停めた

「ご親切にありがとうございます」とお礼を言われ「ひょっとして『ライトニング』の関係者の方ですか?」と聞かれた(笑)

多分その男性はこれから稲妻フェスティバルに行くのだ。そしてオレのカッコとバイクを見て、稲妻フェスティバルを主催している『ライトニング』や『クラブハーレー』の雑誌関係者だと思ったのだろう。オレは苦笑いで「違います」と答えた

「『バイブズ』というハーレー雑誌で、マンガを描いている者です」と言うと、「バイブズ…たしかありましたね…」と言われ、「今度買って読んでみます!」と言われた

男性と別れてからの帰りに、ヨメさんからエライと褒められ「良い宣伝活動じゃん」と言われたが、聞かれなければ言わなかっただろうし、単純に身体が反応したというか、困ってたから助けただけだ

でもこういう『クチコミ』でバイブズが有名になる事は嬉しく思う。オレのマンガが面白い・面白くないかは人によってハマり方が違うので別問題だが、例え見た目はガラッパチだとしても、個々でそういった行動がちゃんとできる人間でいたいし、そういう人間たちの集まりで作られている雑誌だと思ってもらえるとするなら、素直に嬉しい

バイブズ以外の雑誌のイベントに来て、そんな事を思うのであった(笑)