最終日前日の夜、〆はやっぱり屋台だ。昨日も行った『山ちゃん』に行くのはやっぱり義理があるからである(笑)

高知の屋台はどれも広くて大きい。これが夕方出現して翌日の朝には嘘のように何も失くなっているのだから不思議でならないし、いつか組み立てている場面か撤収している場面に出くわしてみたいと思う(笑)

上の写真は店内(?)で下の写真は中から見上げた屋根の部分になるが、ポールを撤収時の手際を考えながら骨組みを作り、屋根はブルーシートとクッション材を組み合わせて構成されている

どの店も生ビールは置いてなくて、瓶ビールを氷が大量に入った巨大なクーラーボックスで冷やしているのだが、夜の12時くらいになると、近くの酒屋さんがケースで配達に来て、瓶ビールが補充されるシステムになっているのだ(汗)

ここに来る前にひろめ市場の板前さんがイライラしていた理由は、他のお店のお客さんがえこひいきとも取れる優遇を受けていたらしく、お客さん本人たちは別としても、そのお店に不満があったらしい

優遇されていると言えばオレたちもかなり優遇されている方だと思うが、オレとヨメさん2人とかいうレベルではないような結構な人数だっただけに、『それを全部のお店がやったら他のお客さんが入れなくなっちゃうだろう』というわけだ

昔ながらの頑固で職人気質な板前さんだけに怒るのも無理ないし、板前さんの主張が正しい。ただ、そういう自覚もなく呑んでいたお客さんたちはみんな楽しそうでもあって、『みんな嬉しそうで、楽しんでくれてたなら良いんじゃない?』というのがオレの考えだ。今日呑んでいた人たちが満足して帰り、次に自分の家族を連れてまた来てくれれば、結果この施設が潤う事にもなるわけで、そう思えば我慢できるというか、気持ちの中で折り合いもつけられるでしょう?というわけである

オレの話を聞いた板前さんは目からウロコというか、なるほど確かにと感心していたし、長く付き合ってきた板前さんだが「やっぱり兄ちゃんは大したモンだ」と褒められたが、別に言うほど立派じゃないし、怒っているのをなだめる方便も少しある(笑)。オレだってアタマにくる時はあるし、怒る時は怒る。ただ、板前さんが納得できて、自分の気持ちの中で『落としどころ』を見つけられたのならそれで充分だし、昔バイクの仲間同士で「◯◯がムカつく」とオレの所に言いに来られる度に、「オレは2人とも好き。だからケンカしないで欲しい」と、どストレートに注文をつけていたが、戦略なんかない直球勝負でも「……なんか拍子抜けした」と、考え直してくれるヤツも多かった(笑)

共通する事は、少なくとも自分の仲が良い人だけは『仲良くやって欲しい』だ

屋台の帰り、美味しい鍋焼きラーメンの店の前を通って「ココもまた来たいなぁ」とヨメさんと話した。夏はとても食べれないぐらい身体が温まるので、今の時期ならピッタリである

今回高知に来て、夏に出禁になったスギやんと会えて、そうかと思えばスミちゃんからミカさんとうまくいってなくてギスギスしていると聞いた(笑)。そのミカさんは、カレンダーを買ったインド料理屋でひっそりと呑んでいて「(あれっ?)」っと思ったのだが、正直者の高知の人たちはそんなのばっかりだ(笑)

ただ、オレたちにはみんな良くしてくれるので無下にもできず、来る度に『仲良くやって欲しい』と思う(笑)

難しい問題なのだが、板前さんの気持ちがとりあえず治まっただけでも良かった(笑)