初日の朝から呑みっぱなしだったので、一度ホテルに戻ってチェックインを済ませ、夜に再び屋台に繰り出した

高知もクリスマス一色だが、酔っ払いワールドなので綺麗なクリスマスツリーが飾られていてもそこに人は居なかった。花より団子である……(汗)

高知には屋台ばかりがひしめく一角があるのだが、1件辺りの屋台が20〜30人ぐらい入れそうな大きな屋台ばかりなのが特徴で、またそれがどれも賑わっているのも面白い(笑)。どの屋台も基本は『おでん』と『餃子』、『ラーメン』なのだが、真夏だろうと屋台のおでんが売れるのだ(汗)

そんな中でもオレたちのお決まりは『やまちゃん』で、ココの大将にウナギの美味しい店を教えてもらってからは、ずっとこの店で義理を返している

もちろんマズければ来ないし、おでんもラーメンも美味しいからという理由も大きい。屋台に来る時はみんなとは外れてヨメさんと2人だけで来て、たまに大将と話しながら静かに呑んでいる。この日の話題は、出禁が解けたスギやんの話で持ち切りだった(笑)

スギやん以外の話題として、昼間ひろめ市場でみんなで呑んでいた時にたまたま同席した、富山から来たというカップルがいて、来年結婚するのに両親へ挨拶する為に高知へ来たと言う。旦那さんは高知出身、奥さんは富山県の人との事だが、結婚後は富山県で暮らすらしい

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高知出身の旦那さんは、オレが地元の人だと間違えるぐらい高知に詳しい事に驚いていたが、オレとしては夫婦2人の問題とはいえ、勝手に「(高知で暮らせばいいのに…)」と思っていた(笑)

なんでも旦那さんの趣味が登山との事で、富山県にはそういった登山に適した山が多いらしい。あくまで2人の問題なのでオレは口出ししなかったが「(高知だって山もたくさんあるのに…)」と思っていた(笑)

面白いのは、両親に挨拶する為に今回初めて高知に来たという奥さんが、猛烈に高知を気に入ってしまっていた(笑)。オレは富山県は行った事がないのだが、昼間っからオレたちと呑んで盛り上がり、「こんな風に昼から呑める場所があって、食べものも美味しい!」と大喜びだったのだ

オレたちが何度もここに来る理由もまさにその通り、それに加わるのがここで暮らす人たちの『人の温かさ』である。そして、東京から来ているのにそういう事を言われると嬉しくもあって、この夫婦といつかまた、この高知で会える時が来るかも知れないとも思う

ヨメさんと2人でそんな話で呑みながら、高知の初日が過ぎていくのだった

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