アースの問題は解決したのでウィンカーの取り付けに入る

ホームセンターでドンピシャのサイズのアース端子を買ってきた甲斐があって、これで仕上がりも綺麗になるはずで、中古とはいえ配線周りは綺麗に済ませたい

そして中古だからか見た目の本体こそ綺麗で程度は良いが、中の配線はツギハギで過去に使っていた箇所がいくつかあり、断線も心配なので事前に点くかの確認を済ませる

バッテリーに直接ウィンカーを持ってきて、プラスの配線をバッテリーのプラスへ、アース端子はバッテリーのマイナス端子に直結すると4つのウィンカー全てが正常に点灯する事が確認できた

いざ、取り付けなのだがここで問題が発生。今度はバイクの車体側になる、ウィンカーが取り付けてあった穴のサイズが前と後で違い、前側はそのまま使えるものの、後の穴は小さくて入らない(汗)

「(なんてこった…マジか?)」と思いつつ、別のL型ステーなどを間に挟んでジョイントさせるかを考えた。幸い使ってないL型のステーがガラクタ箱から見つかり、数も2つ。これなら車体の後側の2つのウィンカーを少し延長させて取り付ける事は可能だが、いかんせんスマートじゃない…(汗)。それに延長させた分だけウィンカー自体にかかる『振動』と、それに加わる『重さ』を思うと、あまり良い方法には思えず、下手をすると走行中に折れてしまう危険性がある(汗)

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入らないサイズの誤差としては1mmも無いし、0.5mmもないぐらいのホントのわずかな差である。穴を広げる方法=フレームを加工するのはできれば避けたいが、わずかでも削って広げる事にした

金属用の棒状の丸ヤスリでガリガリ削ってみたが、ラチがあかないのでリーマーを使う。あっという間に通せる穴のスペースができて削れた部分から綺麗な金属部分が顔を出す。見た感じは鉄ではなく、後付けで溶接して取り付けたステンレスのようだ

一応腐食を防止させる為に剥げた金属部分に車用の補修ペンを使って塗装する事にした。錆びにくいステンレスならそこまで気にする箇所でもないが、どうせ外したし、ヘルメットにペイントしたりしている補修ペンは、本来こういう目的の為にある(笑)

補修した以上乾かさなければならなくなって作業はここまでで今日は中断。ガレージなのでいつ中断しても自由だが、せっかく仕事が一段落している今のうちに終わらせたいし、この段階ではまだ「(ウィンカーの交換程度、すぐに終わるだろう)」と思っていた

コレが錆びて折れたり取れてしまったりする頃には、さすがにオレも死んでるだろうな……26年間乗ってきた愛車を眺めながら、そんな事を思うのだった

(つづく)

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