ひょんな事から急に仕事がポカッと空いた

A社から漫画の脚本をもらっていたのだが、B社の仕事を描いている最中で、スケジュール的にはその後はバイブズの『THE WILDMAN』が控えており「申し訳ないがしばらく予定が詰まってるため、時間がかかりそうだ」と話していたものの、やっとA社の仕事にかかれるとなったとたん「差し替えで別の原稿を使って下さい」と連絡が来て「明日までに新しい原稿を渡します」となった

予定が急に空いたのでバイブズミーティングで買ったウインカーでも交換しようかと思ったが、とても天気が良かったのでそれももったいない気がして、それならバイクで走りに出ようと更に予定を変更。どうせ週末の予報は雨だというし、ウインカーの交換なら雨の日にやってもいい(ガレージの特権である:笑)

幸いウインカーの交換の為に必要なハンダを切らしていたので、ハンダを買いに行きがてら近所を走りに行く事にした

すっかり寒くなって日中ならギリギリ手袋なしでも走れるぐらいの気温だが、空冷のハーレーには良い季節でもあって、少々の渋滞も気にならないぐらいである(笑)

バイク屋さんに行って、ホームセンターに行ってと20kmぐらいの近距離だったが、やはり天気の良い日にバイクで走れるのは気持ちが良かった

自分にとって『毎日バイクに乗りたいか?』と聞かれると、答えは正直微妙で、バイクに乗るのは好きだけど、『久しぶりに乗れるからより嬉しい』気もするし、答えはきっと『乗りたい時に乗れればいい』のだ

会社員だった頃には、やりたくもない仕事をやっている時も多くて、『バイクに乗る=現実逃避』的な理由も多かったのだが、今となっては自分のやりたい目標の為に仕事をしているおかげでそういった『逃げたい・忘れたい』といった雑念が消えて、単純に「(天気も良いからバイクで出かけようかな)」と思えるようになったし、これはそれだけ充実した生活に囲まれているという事になる

ハーレーの漫画を描いているハーレー乗りだが、毎日乗らなくても自分のペースで乗りたい時に乗れれば良いと思っていて、それが前よりも充実してきていると感じられる事は幸せなのだと思う

「(どうせ乗るなら今シーズン初の一張羅を着て乗るか!)」と思ったり「(少し遠回りをして行こう!)」と思えるのは、毎日乗っているのでは味わえない感覚だとも思うし、そこで盛り上がれる事は嬉しいし、そのペースで良い

実は先日、オレもヨメさんも何も用事がない連休ができて「せっかくの休みだけどどうしようか?」という話になった

2日間の連休で、いつものように近所の呑み屋に行くのもいいけれど、「せっかくだから1泊2日でどこかへ行こうか?」となり、しばらく行ってない沼津に行く案が出て、沼津の倍の距離になるが実家に帰るのも良いとなって、結果「2人でキャンプに行こう!」で決まった

虫が苦手なヨメさんは、夏場のシーズンなんかにはなるべく連れて行かないように避けてきたのだが、この時期ならさすがに虫は出ないだろうし、シーズンも過ぎているから混雑もなさそうだ。1泊2日だから着替えもいらないし、小さい1人用のテントを持っていって、ギュウギュウに寝たって翌日には帰るのだ

荷物も最小限に減らせそうだし、寒くなった今の時期に、焚き火を囲って酒でも呑むか?という事で話がまとまり、向こうで何を作ろうか?なんて話で盛り上がった

誰か誘おうか?と何人かの顔も浮かんだが、夫婦2人だけでそんなキャンプを1回やってみてもいいだろうという事で、誰にも言わずに極秘で計画を進めていた

結果、前日が雨の予報になって「キャンプで前日雨だと、当日の地面はグチャグチャだね」となり、それどころか予報が変わって連休2日とも雨(しかも1日中:汗)になってしまったので今回の計画はお流れになった

でも逆に夫婦2人で計画していただけなので、無理して強行しようとは思わないし、全く抵抗なく「残念だけど今度行こうな」でまとまるし、それがオレたちの『ペース』なのだ

毎日『楽しみ』を作る事は困難で、実際にそうなったら疲れてしまいそうな気さえするが、自分の『ペース』の中で『楽しみ』を作っていく事、その目標の為にどういう日々を過ごすか?なのだと思うし、それらを総合して「充実している」と思えるのであれば、その人はきっと、幸せなのだと思う

当たり前のようにも聞こえるが、そうなるとやっぱり『お金がすべて』じゃないし、むしろ『金さえあれば』の理屈じゃない事は、アタマのどこかで解っているのかも知れない

これからも自分のペースで生きていきたいなと思う