オレたちと一緒に出店してくれたお店は、青森県の『ワイルドストロベリー』というお店の、佐々木さんとトモくんである

実は埼玉県の『ドゥードゥル50』という刺繍屋さんの早川夫妻と一緒に出店する予定だったのだが、延期になった事で来れなくなってしまったのだ

急遽オレたちだけになってどうしようかと困っていた時に、名乗り出てくれたのが『ワイルドストロベリー』の佐々木さんとトモくんで、わざわざ6時間半かけて青森から駆けつけてくれた

車とはいえ青森からとはなかなかの距離なのだが、佐々木さん自身はナックル、トモくんはアイアンに乗るバリバリのハーレー乗りだけあって、大して苦でもなさそうだったし、毎年名古屋のジョインツは出店しているというのだから驚きである(汗)

そしてそんなお店を覗いてみると見覚えのある工具が…。この携帯できるサイズの薄口スパナはオレも持っていて、もう3〜4年程前になるが実は名古屋のジョインツでオレたちは一度会っていた(笑)

薄口のスパナという珍しい工具セットと、携帯できる便利さに「(お、何だコレ? いいじゃん♡)」と買って帰ったのだが、今でも持っているし、ジョインツで買ったのはこれぐらいなので、貴重な巡り合わせだった事になる

トモくんはオレと同じ歳で、自分のお店も経営しながら佐々木さんを手伝いがてらに来ていたのだが、ものすごい料理上手でお店のテントの裏で桜のチップで手羽先の薫製を作ったりしていた(笑)

これが非常に美味しいのだが、商売の方は全然熱心じゃなくて、別の日には豆腐と一緒に煮込んだりした別の料理をパッと作ってふるまってくれるのだが、飲食で出店すれば…と思うぐらい美味い(笑)

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今回のバイブズミーティングは基本的にすごく天気に恵まれたのだが、夜から朝にかけては冷え込みが厳しく、オレやヨメさんはダウンの上下やプリマロフトで対応していたので大丈夫だったものの、北海道生まれの青森育ちという佐々木さんは何故か寒がりという、突っ込みどころ満載の人で、トモくんが出してくれる暖かい料理がとてもありがたかった

佐々木さんもトモくんも全然商売っ気がなくて、基本接客なんかしないぐらい後ろにドカッと座ってお客さんが来ても知らん顔ぐらいだし、オレもヨメさんと「そういうスタイルの方がお客さんは見易いし入り易いのかな?」と参考にしようかと思ったぐらいだ(笑)

下手すれば二人とも居なくなっちゃったりしてて、何処に行っちゃったんだろと思うと、他の人のバイクの写真を撮ったりしてて、「ちょっと! お客さんですよ!」なんてオレが呼んだりしていたぐらいだ(笑)

それでも初日の段階で出店料と交通費ぐらいの売り上げは出せたと言っていたからきっと慣れたもので、出店と遊びの半々ぐらいの感覚で来ていたのかも知れない

最終日も午前中ぐらいまでは一緒に出店していたのだが「青森まで遠いし、そろそろ帰ろうかな」と言ったかと思うと、あっという間に片付けてしまい、その手際の良さにも驚いたし、出店というか行商というかのスタイルの『慣れ』に感心させられた

青森県八戸にある『ワイルドストロベリー』、青森ならきっと魚も美味いんだろうな…

再会を約束したが、今度会う時はオレたちが青森に行ってみたい

青森近郊の方は是非行ってみて下さい

佐々木さん、トモくん、どうもありがとう。おつかれさまでした

(つづく)

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