香川県の上○さんから連絡がきた

何やら東京にハーレー乗りが経営している洋食屋さんがあるらしく、今度行ってみろとの事だ

ただ「オレは行った事はないけど」と言っていたので、相変わらず何を根拠に人に薦めているのかサッパリ解らず「行かないよ」と断わった(笑)

去年の大阪のバイブズミーティングには来た上○さんだが、香川県から栃木じゃさすがに来れないと思ったし、そもそも夏にインジェクションが壊れたという話を思い出した

「そういえばバイクは修理したの?」と聞くと、無事復活したものの、なんと修理に50万近くかかったと言う(汗)

まぁ、レッカー代からバッテリー交換やら色々と重なったかららしいが、それにしてもインジェクションというコンピューターで…オレのハーレーのような、古いバイクにはついていないパーツで、そのパーツが壊れただけで動かなくなってしまうし、そんな金額がかかったとは衝撃である(汗)

オレのバイクには無いパーツで、無くたって走るのに…「古いハーレーだと壊れたら直すのに大変でしょう?」なんて声をかけられる事が多いが、どっちが大変なのか解らなくなってしまう…

それでも無事直したというからさすが上○さんだが、こういう壁に当たって心が折れて、それっきり乗らなくなってしまった人って、実は結構多いようにも思う

ハーレー自体が決して壊れ易いバイクではないと思うのだが、どうも『洗礼』というか、乗り手を試すかのような『試練』はよく聞くし、オレ自身も充分過ぎるほど味わってきた(汗)

『THE WILDMAN』の舞台としてチョイチョイ出てくる夏のUTCだが、東京から伊豆すらの距離でも、高速に乗る事自体が20代とかなら1年に1回ぐらいしかない時代だったのでホントにビッグイベントだったし、楽しみだけどその分「(壊れたらどうしよう…)」という不安はいつもあった(汗)

まぁ、時代背景として20歳そこそこで無理して6年ローンとかで買って、仲間たちもみんな似た様な万年金欠病状態だったし、遊びに行くにしても高速なんか使わないで下を使って行く方が当たり前だった

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今でこそどこに行くにも高速を使った方が早いなら優先して使うし、その判断に大した抵抗もないが、この歳になってもバイクを延々と押して歩いたり、全身アブラで真っ黒になって道路で修理しろと言われたら、ちょっと自信がない(汗)

上◯さんだって結婚していて子供もいるわけで、修理に50万もかかると言えば「はぁ? ナニ言ってんの?」と怒られたって不思議じゃないのだ

「ついて来るヤツだけに、特別な景色を観せてやるゼ」と言わんばかりに、まるでハーレーにふるいをかけられて、選ばれている気さえしてしまう(笑)

だから今もハーレーに乗っている人は、きっと何らかの洗礼を受けて乗り越えているようにも思う

そう考えると皆にそれぞれドラマがあって面白い

なるほどね。きっとだから、ハーレー乗りはみんな自分のバイクを大切にしているのだ

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