現在発売中のバイブズのウラ話だが、長くに渡って通った夏のUTCは、雨に当たってしまう年も多かった

当然ながらみんなで休みを合わせているので雨だからといって日をズラして延期するわけにもいかず、「4泊5日もすりゃどっかで雨にも降られるか」と割り切って行っていたし(我ながらバカだと思うが:汗)、『行き』か『帰り』どちらか降られるぐらいならマシな方だった

↑シートでお尻がビショ濡れになったロッキー。ただ、これは『行き』なので、この先を思えばとテンションは高い(笑)

↑『帰り』の沼津ICで高速に乗る前。雨雲と一緒に北上して帰る。夏休みも終わり、帰りもずっと雨、これから高速となればテンションが上がるはずもない(汗)同じバイク乗りの方なら有り余って察してくれるのではと思う

今月号のバイブズもそんな状況での帰りで、沼津ICから乗ったもののダニエルたちが雨で全然スピードを出さず、後ろで車が詰まりだし、渋滞が起き始めていた

キャンプツーリングの帰りだからタオルなり何らかは持っていたはずだが、雨の中で縛った荷物を開けたくなかったのであろう、即席でドンキのビニール袋を顔に巻きだした

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呼吸するたびにクチの部分がパコパコ動き「苦しい」と当たり前の事を言いだしたかと思えば、呼吸ができる穴を開け、そこから水が入ってきてアゴの部分で水が貯まってしまう言い、今度は水抜き用の穴を開けて、改良版フェイスマスクを作って帰ったのだ

オレは最初「(どうせフザケてるだけですぐ止めるだろう)」と放っておいたが、結局そのまま帰る姿をみてビックリしたし、つくづく「(バカだなコイツ)」と思うのだった

その時の写真がこんなカタチで役に立つとは思わなかった(写真にあるように2004年なので15年前になる)が、実は『こんなカタチで役に立つと思わない写真』が結構あって、これからの連載で随所に取り入れていきたいと考えている

今月号は15年前の写真だが、実話ベースとして描いている漫画の裏ズケというか、よりリアリティを引き立たせてくれる強力なスパイスになるのではと思う。昨日のラグビーのブログじゃないが、夢中でバカをやってきたからこその面白さを届けたい

そして改めて言うまでもないが、やっぱり晴れは嬉しくてありがたい。それは『辛い雨』を知るからこそである

↓満面の笑みで海岸線を走るロナウド(これはこれでちょっと危ないヤツに見えるが:汗)

延期になったバイブズミーティングは、今度こそ晴れる事を願いたい

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